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2017年01月05日17:13

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明日できることは明日やろう

3が日があっという間に過ぎ、今日から出勤である。

結婚して家を出た長男の部屋に次男が引っ越し。その部屋の片付けに追われ大晦日は大掃除(キッチンの油汚れ掃除、窓拭き、カーテンの洗濯など)が全くできなかった、というか大掃除をする気もなかった。

元旦にキッチンの壁や換気扇の掃除だけはしようと思っていたが例によって朝からおせちを食べて酒を飲んで年賀状の返事など書いていたら夕方になりめんどくさくなってきた。
で、今年の抱負を思いついた。 

「明日できることは明日やろう!」

仕事を頑張りすぎて自殺する。育児を頑張っていた人ほど子供を虐待する。
完璧を求めるあまり精神が崩壊するからだ。
「年末だから大掃除をしなくてはならない」「正月は年賀状を出すべきである」。
「〜ねばならない」、「〜べきである」にがんじがらめになって、自分が壊れたら終わりではないか。
・・・ってただサボリたいだけなのだが(笑)。

2日は清荒神に初詣。3日は長男夫婦が来てみなで夕食を食べた。
正月は初詣、正月は実家に挨拶・・これもみな「〜ねばならない」「〜べきである」いわゆる慣習である。人間生活においてそういう慣習をすべてとっぱらったらどれほどラクだろうと思うが、こういう慣習は意識的に守っていかないと秩序が維持できなくなってしまう。世の中から慣習が消えたら伝統も文化も消えてなくなってしまうだろう。


2017年 今年の干支は 【丁酉(ひのと・とり)】

丁(ひのと)という干は、草木の形が充実した状態で「伸び盛り」と言う意味がある。かたや十二支の酉(とり)は、もう果実が成熟しきった状態を意味し、干と支に矛盾が感じられ、今年は矛盾が共存した複雑な年となりそう。が、酉は商売繁盛を願う「酉の市」にもあらわれるとおり、商売人にとっては、より実りの多い1年になる予感もある年で、成果が得られる区切りの年になる可能性も秘めている。

60年前の「丁酉」の年では、ソ連が世界初の人工衛星を打ち上げるなど強国として台頭し、茨城県では原子力の火がともったのもこの年だった。大きな決断のもとの実行が、その後の時流と合わなくなっていくがある意味ひとつの時代を作ったのも事実。このことから丁酉の年の大きな一歩は、踏み出すとしても十分な検討や熟考を特に要する年かもしれない。

米大統領トランプ氏の就任やイギリスのEU離脱、深刻なテロ、難民問題をなど受けて、ナショナリズムへの回帰がグローバリズムに待ったをかけ、人を助け思いやることよりも自分たちだけがよければいいというような、独善的保護主義の風潮が今年はいっそう濃くなっていくのではないか。日本でもいろんな分野で格差・分断が広がり、全体的にも他者に対して「不寛容」な社会になってきていると感じる。

「〜ねばならない」「〜べき」を完璧にやり遂げようとすると精神が崩壊する。かといって、人道的な意味での「〜ねばならない」「〜べき」を放棄してみんながみんな功利主義に走ると、世に無秩序と不寛容がはびこり、収拾がつかなくなるだろう。

ーーーーーバランスが必要だ。
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