mixiユーザー(id:17922359)

2016年12月23日11:36

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体験小説は失敗に非ず・旧友たちへのメールから

  ブログで僕の富士福祉時代を描こうとした体験小説を書きかけていたが、実名で書いたため、旧友たちのプライバシーに触れる事に気が付き、止めた。プライバシーの件は仕方ないが、最初は伊藤まつさんと全生園の事に焦点を当てていたが、後にX君について書くようになり、小説として焦点ずれの問題も起きたわけだ。止めた時点で、焦点は完全にX君に移っていた。
  以上は僕が本当に書きたかった事、問題意識を持った事はX君や精神障碍問題であり、伊藤まつさんやハンセン氏病関係ではなかった事を示している。無論、聞く所によると、日本のハンセン氏病患者の隔離は精神障碍者隔離を真似たものらしいので、両者は関係あるが、やはり、書く時はどちらかにしっかり焦点を当てる必要があろう。
  又、「プライバシー」の件も体験小説経験は参考になった。実名がまずいのならば、登場順にアルファベットを割り振れば良いのだから。解決ね。
  もし、伊藤まつさんや全生園の事を書き続けて、実名で登場人物を書いても、問題になる事はなかったと見ている。喜ぶ人たちも出たと思う。それがX君を登場させた途端にがらりと変わった。何だろうと思う。元患者たちを下敷きにしても、X君の問題の根の深さが判るわけです。
  また、度々話しているS園と比較しても、X君関係の方が難しいわけです。X君みたいな脳の病気の患者はS園にもいなかったし、仮に入所を親などがさせようとしても、S園で断ったでしょう。

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