表題の通りです。いわゆる「自分は自分、人は人」は冷たいかもしれませんが、慰めの言葉を常に掛け合うなどの近すぎる関係は煩わしくなり、どんな関係でも続かないでしょう。そのような見本を僕はたまたまS園と全生園で見てきました。僕はどちらの仲間関係の輪の中には入っていきたくなかった。実際には入って行く事は不可能でしたが。輪に入りたくなかった理由も、煩わしさが嫌いだからなんですね。恐らくはほとんどの人がもっている本能に近い気持ちだと思います。
特に、親子と夫婦は煩わしくなりがちなので、要注意です。ハンセン氏病療養所よりも煩わしくなりがちかもしれない。内、親子は世代も違うから価値観も違い、難しいかもしれませんが、夫婦や恋人、又は、恋人未満の関係の場合は一緒に社会に目を向けて、視野を広め合えばうまくいくと。それ以外の愛の策は恐らくは存在しないでしょう。
因みに、夫婦や親子の関係の難しさは古典落語にも多く出てきます。昔からあったようですね。
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