【映】君の名は。

入り鼻が判りにくかった。
唐突に入れ替わった状態から始まるから、見てるこっちも「あんた誰？」
その後は正体がだんだんわかってくるから、それぞれに感情移入しながら見られましたけど。

発想の原点は百武か？ヘールボップか？
このあたりのタイムラインは惑星科学的に、力学的に有り得ない事象なんで、かなり違和感を感じながら見てました。

画面に出てきた地形・風景には見覚えがありました。”これ、諏訪湖？”
映画内の地図上ではもっと北のほうぽかったけど、景色は南側から見た諏訪湖っぽかった。

名古屋まで出てきてからローカル線に乗り換えて行ったんで、時代的にはかなり前かな？
今なら新宿からバスで行くよね


違和感はラストシーンでも途切れることは無かった。
走って追いかけてきているのに、なぜそこで黙ってすれ違う？
これが今の若者の感覚なのかな？

2時間飽きることはなく楽しんだけど、ミキ先輩が絡んでくる意味がわからん
いなくてもストーリーは進むと思うのだけど、視聴者サービス？　男子高校生２人と美人女子大生が同じ宿に泊まったら・・・

最後には「親殺しのタイムパラドックス」をやってくれたから、”いいのか？！”の連発でしたけど。

背景は実映像をそのまま背景画として落とし込む、新しい技術がたっぷり使われてましたね。
手書きであれは描けないよ。

そういう細かいことは見終わってから感じるもので、展開的・映像的には存分に楽しませていただきました。
空や景色の美しさが眼に残る作品でした。

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