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2016年09月03日15:03

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縁の深い人

  「師弟は三世、夫婦は二世、親子は一世」と言う日本のことわざがあるが、その通り、恩師格的な人は誰にとっても尊いと思う。ヘレン・ケラーを育てたサリバン先生は典型例である。因みに、「奇跡の人」は本家のアメリカではサリバン先生を指す言葉だと聞いた事がある。日本に来て、ヘレン・ケラーにそれか゜いつの間にか、すり替えられたそうだ。ヨーロッパやロシアでも、サリバン先生の事を指しているとか。それはともかく、サリバン先生が尊重されるのは西洋でも、恩師格を尊ぶ気風が強い事を指しており、古今東西を問わず、真実だと言える。
  僕は教師志望の学生のS氏に非常に教えられた。学校の先生たちには教えられていない「徹底して人に関われ」。その他にも、「法律関係は大切だ。英語などはいい加減でよいから、法律などは良く学び、社会に目を開けよ。社会性は大事だから」と言われた事も思い出せた。ならば、どう考えても、S氏は僕にとって、「三世の縁」みたいな人の一人になってくると。その他、例の原一男氏からも教えられた面も大きい。また、中学生だった僕は当時の20歳過ぎの若者たちから多くを教えられたと。確かに、時間の制約もあるし、授業科目の教え方に集中もしたいから、先生たちのする話には限界がどうしてもあるわけだ。その欠落した面をS氏などは補ってくれた。その様子を話していけば、皆さまも僕を理解してくれるに違いない。
  中学時代はまだ脳が柔軟で、教えられた事は何でも吸収できる。一番良い時にS氏や原一男氏に出会ったものだと思う。例えば、S氏に教えられた時が20歳過ぎならば、どうだったのか。脳がかなり固まった時期だから、自力で考える事はできても、「吸収」はできず、教えを聞き逃した気がする。又、相手も、大人になった僕に教える気持ちになるだろうか。教えなかった気がする。そんなものである。
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