９０年代の恋愛のルーツの一つもＳ氏だった

　　マイミクさんたちに時々話している９０年代の恋愛経験。福祉キャンプで知り合った一主婦に好かれて、誘いこまれるように恋に落ち、気が付いたら生まれた長女がダウン症を持ち、当時の僕なりに関わった事も、根をたどれば、Ｓ氏に関係してくると。
　　　大体、Ｓ氏が存在しなければ、僕の人生も大きく変わり、そのキャンプに参加せず、出会い自体もなかったわけだから。どんな人生を歩んだのかは想像もできない。
　　Ｋ子さんというその主婦は徹底して、子供たちに関わった。五体満足の妹二人も含めて。そこが僕の好きになった点だが、「関わり」という価値観をＳ氏から伝授されなければ、恐らくは好きにはならず、愛せなかっただろう。Ｋ子さんとは明らかに価値観が通じていた。
　　Ｓ氏から色々と僕自身の事が見えてきているわけです。Ｓ氏は僕には欠かせない人物である以上は、今までは本当に僕は自分の姿が見えなかったのかもしれない。それなら、道を誤まる可能性もあったわけで、恐ろしかったかもしれません。
　　Ｓ氏の事はフェイスブックなどで検索しても出てきません。ネット活動はされていないようです。Ｓ氏を思い出すきっかけになったのは、例の原一男氏。原一男氏も縁の深い人だと言わざるを得ません。縁は不思議ですね。