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2016年05月28日19:22

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記憶は私たちが慢心と闘うための力となる

2日間の伊勢志摩サミットG7が無事終了した。

サミット会場になった伊勢志摩観光ホテルを運営する近鉄グループは、サミット開催の2日間(5/26〜5/27)、あべのハルカスの近鉄百貨店本店を臨時休業。USJや海遊館でも手荷物検査が行われ大阪市営交通をはじめJRや大手私鉄の各駅ではゴミ箱や自販機の使用禁止も。
まぁ私ら大阪人に影響があったのはそんなところだが。それでもテロに対する厳戒態勢を身近に感じた。

そしてオバマ米大統領は昨日27日、米国の現職大統領として初めて広島を訪れ、2009年のプラハ演説で訴えた「核なき世界」にむけて取り組む決意を強調した。


◆オバマ大統領演説(骨子)

71年前,死が空から降り世界が変わった。閃光と炎の壁が都市を破壊し人類が「自らを破壊させる手段」を手にしたことが示された。

それほど遠くない過去に解き放たれた恐ろしい力に思いをはせ、10万人を超す日本人の男女、数千人の朝鮮人、米国人捕虜を含む死者を悼むため私たちは広島を訪れる。

1945年8月6日朝の記憶を薄れさせてはいけない。その記憶は道徳的な想像力を刺激し変化を可能にする。
米国のような核兵器保有国は恐怖の論理にとらわれず「核兵器なき世界」を追求する勇気を持たなければならない。

広島と長崎は「核戦争の夜明け」ではなく、我々が道徳心に目覚めることの始まりである。われわれはそんな平和な未来を選ぶことができる。


素晴らしい演説だったし、慰霊碑に献花をし原爆被害者代表の老人を抱擁するシーンはやっぱり感動的。「歴史的」と言われ、政治的意図は当然あるに決まってても、こういう姿勢は人としての原点だと思う。


記憶は私たちが慢心と闘うための力となる。



オバマ米大統領、所感の全文
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4014653
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