mixiユーザー(id:1750116)

2016年04月20日01:03

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アスベストの怖さを実感した

不動産売買の仕事をしていると、契約に伴う重要事項説明にアスベストに関する事がある。
父が倒れたという事で、今日(正確には昨日)、湘南鎌倉病院に見舞いに行ってきた。
悪性中皮腫という末期癌だとの事。
話を聞いてみると、この病気は潜伏期間が20年〜60年で、ほとんどがアスベストが原因でなるとの事。
発症すると手遅れの事がほとんどで、肺がんの中で1%未満のまれな病気で、治療法は確立されていないとの事。
ただし、これからどんどん患者が増える事が予想されていて、その数は10万人を超えるそう。
日本では昭和40〜50年代に大量のアスベストを輸入していて、その結果これから患者が急増するそう。
私の父は、昭和47〜48年にアスベストを取り扱う仕事をしていたので、約43年たっての発症。

現在アスベストの取り扱いは法律によって禁止されているが、危険なのは建物の解体。
通常は、アスベストが使われている建物の解体は専門業者が行うが、いいかげんな業界なので専門じゃない業者が解体している事も現実には多い。
アスベストは非常に微細な物質なので、マスク等をしても完全に遮断する事は難しい。
吸引すると肺の奥の組織等に刺さってしまい、なかなか体外に排出されないらしい。
解体現場には近寄らないほうが良い。
止むを得ず、解体現場の近くを通らないといけない場合は、少なくともPM2.5等のマスクをしたほうが良い。

時期的にこんなこと書いてはいけないのかもしれないが、アスベストの観点からすると、震災の現場はかなりの危険地帯。
地震で倒壊している建物は古い建物が多いので、その中にはアスベストが使われている物が少なからずある。
この事は、阪神淡路や東日本でも一部専門家の間で問題視されていたらしい。緊急時なのでアスベストの事まで考えずに多くの解体や瓦礫の処理がされた現実があった。
熊本の方は、倒壊した建物の近くや、これから解体処理される現場の近くを通る時は、かならずマスク等をしたほうが良い。
どのくらいのアスベストを吸うと、悪性中皮腫や肺がんになるかは、まだわかっていない。
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