mixiユーザー(id:169021)

2016年04月14日11:31

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我が家の環境が大変貌を余儀なくされる

 50年前、ここに居を構えたとき、周辺は田んぼばかりであった。
 私の家から100メートル四方には住居らしいものがなかった。
 それ以来、高度成長期の波が押し寄せ、田んぼが一枚二枚と宅地に転換され、一面の田園の中に各集落があるという風景から、その集落間の距離が縮まり、都市と田園とがせめぎあうマダラ模様の地域となった。
 
 このままどんどん都市化されてしまうのかと思われたが、前世紀末以来の不況で開発のスピードは鈍化し、マダラ模様はなんとか保たれてきた。
 しかしここへ来て、じわじわと田んぼが減り始め、私の家の周辺では大きな変化が起きようとしている。私の部屋の窓から見える何枚かの田んぼが一斉に姿を消し、建設機械が入って埋め立てや地ならしが始まったのだ。

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 聞けば、大型のドラッグストアが進出してきて、その店舗とそれに付帯する駐車場になるというのだ。
 風景は一変するし、交通関連での影響も懸念される。不器用な私の、ガレージからの車の出入りはスムーズにゆくだろか。

 もちろん便利になる点もある。日用雑貨はバス道路をまたぎ、駐車場を横切れば手に入る。ある程度食品も置くだろう。ただし、各地のドラッグストアを見ても、生鮮野菜や魚類、肉類は既製品以外期待はできない。

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                私の部屋のベランダから

 今秋には完成するという。
 どんな建物かはまだ見えてこないが、それを取り巻く広大な駐車場といった環境の変化が何をもたらすのか、そのメリット、デメリットもまだ不詳である。

 ただ確実に言えることは、かつては様々な種類を数えていた野鳥たちの飛来は確実に減るだろうと思われる。

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 余談だが、300メートルほど離れたところにある中型のドラッグストアの受ける影響は甚大だと思われる。熾烈な価格競争をしてくれれば諸費者には有り難いが、そのうちに消えるのではないかとも思う。
 地方の小型のスーパーが中型店に駆逐され、それらもまたさらに大型店によって蹴散らされるという食物連鎖のような様相をこの近くでも見てきたが、またもやそれが繰り返されるのだろう。

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