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日記一覧

 恥ずかしながらこの歳まで能狂言をちゃんと鑑賞したことがない。したがって、それらについて知るところも少ない。 それがこの度、ちょっと変則的ではあったが、それらの片鱗に触れることができた。 岐阜にサラマンカホールという主としてクラシック演奏用

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 時折睡眠障害に襲われる。寝付きが悪いわけではない。バタンキューとは行かないにしても、割合すぐ眠りに就く方だ。 問題はその後である。三、四時間で目が覚める。そしてその後、寝ることができない。これではダメだから、寝なければ、寝なければと思うの

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 もともとのタイトルは『WELCOME TO GERMANY』、ドイツの映画である。 喜劇である。その展開の一部始終が面白く笑える。館内でこれほど笑いの起きた映画に出会ったのは久しぶりだ。  映画のシュチュエーションを明かしてしまえば、定年すぎだが未だにポス

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 縁あって、ジョー・ウォルトン『わたしの本当の子どもたち』を読んだ。 作者は1964年生まれのイギリス系カナダ人女性作家、詩人でもある。 物語は2015年、介護施設にいる89歳(1926年生まれ、私の10歳上)の老婦人、パトリシアの回想からはじまる。 彼女

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 歳はとりたくないものだ。これ自身、年寄りの慣用語だが。 ことの起こりはこうだ。旧知の方から同人誌を頂いた。こうした場合、よほど私と縁のない分野やまったく興味のないものを一方的に送りつけられた場合以外は、ちゃんとお礼状を差し上げ、私の理解に

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 今年始めて名古屋へ出る。 今日は目の保養と決めて、まずは映画を観ることに。  映画を観たあとで知ったのだが、アキ・カウリスマキ監督はこの映画を最後としてもう映画を作らないといっているようだ。私よりも二〇歳も若く、六〇歳になるかならぬかなの

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 7日付「朝日新聞」の「希望はどこへ」への朝井リョウの寄稿は面白かった(名古屋版では7ページ)。 ここで朝井は、男のチアリーディングの普及に力を入れている友人との会話を紹介しているのだが、この友人の気持ちの推移が実にリアルで共感できる。 とい

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 映画は映画館の大きな画面で観る派なのだが、正月中に、随分前にとりためていた録画など三本を観た。ただし、最後の『2001年宇宙の旅』はこの4日にBSで放映したものを録画して観たもの。  『戦争と平和』 米伊合作版 監督:キング・ヴィダー 1956年 

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 よく考えたら、というか考えなくともそうだが、昨年の23日からこちら、物を買いに行ったりした場合の店員さんと、家族以外の人と口を利いていない。             荒田川の合流点 左上方は金華山 ようするに、家からほとんど出ていないのだ。

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 私の住む地方の元日は穏やかな良い日であった。 新聞を読む。何部にか別れているが興味のない部分はまったく読まない(当然か)。 ただし、特集ではなく、本紙の方でわりと読み応えがあるものがあった。 「逃走・逃走2018」浅田彰のコメント付き、「何の

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<2018年01月>
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