旅行記(409:別府2×2<6>-某高校教師-)

夕食は今日もYHの食事なのだが、GW連休の本番が始まったこともありお客さんは満員御礼となって混んでいた。
受付を見てみると、満員のためペアレントさんは電話口で申し訳なく断っている光景が目に入った。
YHで出される夕食は、人が多い時は好みの量をお皿に盛りつける方式バイキング形式となる。
自分もお皿に夕食に盛り付けていたところ、今回のもう一つの目的である某高校教師に出会ってしまった。
元々一人称を"わし"と会話だけでなく、ネット上でも(現在も)使う九州男児そのものであるが、パッと見はそのような雰囲気はなく、逆に地味目である。
夕食時刻なので特に目で会話しただけで、別々に食事は食べ終えた。
　
食事後はカウンターテーブルに移動し、話し始めた。
1月末の大雪の桃岩荘新年会で会ってはいるものの、向こう側が寝台特急(彗星)〜新幹線乗り継ぎで疲弊していたので、ほとんど真面な会話にならなかった。
その後の3ヶ月でそれなりにメール/BBS上では会話はしているので、その内容には特に触れず直接本題から話し始めた。
　
内容としては、その頃投稿していたBBS(旧・電脳あほのーと)に関する内容、相手側の仕事関連となる教育問題、今後の仕事に関する内容と、旅行先で話す内容とは思えないような至って真面目な話を1時間ばかり二人でしていた。
話の最後に出た言葉に耳を疑った「変な人だと思っていたが普通の人だ」と半ばキレ気味に言われた。
それまでも、こちらかは再三にわたって「濃い人ではなく、普通の人だから」と念を押してメールで言ってきたのだが全く信用していなかったらしい。
当然その場でも「普通の人だと何度も言っただろう」と話しても不満気な顔は変わらない。(※)
一応二人の話は終わったので、お互いの知り合いを含めた4人(私自身を含む)で会話をし始めた…が、取り敢えず私だけ先に一抜けし他の人とカウンターテーブルで会話をし始めた。
周囲を見てみると、桃岩荘新年会・花見で見かけた人が数人いる。1月に来た際にもそれらしき片鱗は感じていたのだが、やっぱりという感じがした。
　
今度会った人は、大阪YH協会で(当時)発行している「ユースホステル新聞(きんき版)」のライターとして記事を執筆しているらしい。
他言はしないで欲しいと言われたので、私の中だけで話は留めておいた。
やはりライターだけあってYH関連の話はかなり詳しかった。
　
夜も徐々に更けていき23時を過ぎるようになり、談話室と化している食堂にいる人も減り始めた。
最初に話していた知り合い3人と、先程のライターさんを含めた計5人でまとまって話をしはじめた。
さすがに0時を過ぎるとライターさんは体力的にダウンし(大阪からバイクで走ってきたため)、先に寝床へ戻ってしまった。
残り4人で話をしていたが1時になり、遂にペアレントさんに追い出され眠りについた。
　
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旅行日:2001/05/03(Thu.)
写真:なし

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今回サルベージした時に発見した、後日送られてきたメールの内容です。すっかり忘れていた...87%…。
「だからさぁ。今までわしが散々言ってきたでしょ。「男爵氏は濃い人だ」と…。
まぁ、私は職業柄、人相を見ます。８７％の確率であたります。濃い系・薄系等々…。あなたはもう立派に濃い人です。」