2016年新ドラマと知的エンタメ

「お義父さんと呼ばせて」
脚本林宏司なので。娘(蓮佛美沙子)の結婚相手(エンケン)として連れてきたのは父親(渡部篤郎)と同い年。テンパる篤郎とキュートなエンケンが面白い。いい話かと思わせて最後に落とす笑いも最近ないね。親子程の年齢差のある結婚の裏には父親の動揺ありと。

「あさが来た」
とうとう五代友厚さんが。フラグがんがん立ってたし。今週は五代ウィークで。脚本役者演出ともにあまり知られてない明治の大物に格好いい魂を吹き込んだ功績は大きいねと。ディーン・フジオカは「探偵の探偵」から続き次は「だめな私に恋してください」と仕事続いてるね。ディーンと玉木の格好いいツーショットも良かったねと。ついでに雁助友近の大人の恋も微笑ましくて良いねと。

「悪党たちは千里を走る」
貫井徳郎原作。ムロツヨシらコンビの前に女性と子供が現れ、２人は誘拐事件の主犯に仕立てられる。引きはなかなか。二転三転するそうなので期待。

「江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎」
第1回「D坂の殺人事件」第2回「心理試験」第3回「屋根裏の散歩者」。朗読と映像で乱歩の短編をドラマ化。雰囲気のある映像がいい。明智小五郎を演じるのが満島ひかりだがなぜか少年っぽく見えるのが面白い。


「ザ・プロファイラー」
今回は空海。「阿吽」だねと。漫画は皇族の闇の話も絡んできて群像劇になってきそうで面白い。手塚治虫のブッダも様々な人々の歪みや怨恨や過ちや悲惨な話が横軸で。救いの話なだけに主人公の人生を追うと同時にどこから誰をという救うのかという対象を描くことになるのねと。

「シリーズ・Jミステリーはここから始まった！横溝正史「八つ墓村」」
内容紹介でのイラストが上手くて作者が気になって。見たことあるんだけどな。EDテロップにもないし。番組中でもないし。綾辻行人、高橋源一郎、道尾秀介などが巨匠を魚にして、違った、分析して対談する知的エンタテイメント。

「岩井俊二のMOVIEラボ」のシーズン2。
2月4日（木）23時(Eテレ)全4回。前回も面白かったから楽しみ。