「ダブルバインド」二重拘束（板垣恭一さんのブログから）

思い当たることがあるので、メモ。

（演出家　板垣恭一さんのブログから転載）
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「ダブルバインド」

（2016年 01月 06日）

ダブルバインドとは
二重拘束という意味

たとえば
あなたが何か失敗したとする

質問が来る
「なぜ失敗したんだ」と

あなたは答える
「わかりません」

「わからないから失敗するんだ！」
と怒られる

またはこう答える
「こういうワケで失敗しました」

「わかっているならなぜ失敗するんだ！」
とこれまた怒られる

どっちを答えても
怒られるという結果は同じ

こういうことを繰り返されると
ヒトはおかしくなる
という研究結果がある

怖いのは
やられることもさることながら
やっちゃうことだ

先輩、上司、親、主催者、リーダー
そういう立場にあるときは要注意

無意識にヒトを追い詰めたり
傷つけたりすることってあるのだ

無意識どころか本人は
善意の行いと思っていることすらある

いやむしろ
それの方が多いかもしれない

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私は自分の至らなさゆえに、
なにをやっても裏目に出てしまい、
なにをやっても叱られる。

ある人に、
「楽しくないのか。笑わないのか」といわれ、
笑顔になると、
「こんなときばかり機嫌良くしやがって」
といわれる。
私は言われやすいたちなのだとおもう。

だから、こういった捉え方があるということを知るのは、
少し、救いがある。