mixiユーザー(id:61748763)

2015年11月23日21:39

399 view

「瞑想で脳を鍛える」『スタンフォードの自分を変える教室』第1章、ケリー・マクゴニガル

 毎日数学ばかりしていると、数学に強い脳になる。心配事ばかりしていると、心配しやすい脳になる。脳は経験したことを身に着けようとする習性があるのだ。
 つまり、繰り返し集中を行えば、集中しやすい脳になる。まるで筋肉トレーニングにように。


 集中力―やる気ともいう―を上達させる、最も簡単で苦痛の少ない方法は、瞑想である。瞑想を行うようになると、脳が瞑想になれるだけでなく、注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己認識といった自己コントロールのさまざまなスキルが工場するのだ。


 では、瞑想の方法に移ろう。まず、動かずにじっと座る。目を閉じて、呼吸に意識を集中する。数分間これを繰り返す。呼吸を意識している感覚をつかみ、気が散り始めたら、意識する。たったこれだけである。


 まずは、一日5分でいいから始めてみよう。それが習慣化したら、今度は10分から15分に延ばせばよい。練習時間が長くて明日に延ばすよりは、短くても気にしないで毎日練習したほうがよいだろう。瞑想をする時間は、たとえば夕食を食べた後、など時間帯を決めるのもよい方法である。


 手軽にできて、大きな効果を期待できる瞑想は、自己コントロールのためのおすすめの方法である。あるいは、ヨガなどもこれに当てはまるのかもしれない。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する