・はじめに
休日なのだが、野暮用で東京まで行かなければいけない。
ただで帰るわけにはいかない。探さねばならない。
自由が丘である。駅の片側にはこじんまりとしつつも洒落た店が軒を連ねている。
しかし、その反対側はなんとなくごみごみした、パチンコ店も混ざった街並みである。
もちろん、この店があるのはその「反対側」である。
・対象
営業時間：12:00〜14:00 16:30〜21:00 定休日：月曜
焼餃子10個700円
食べ物は餃子と焼きそば、ライスのみ。
カウンター14席のみで、そのカウンターには酢、醤油、ラー油とソースが置いてある。
年配の夫婦と、その娘ぐらいの女性と、3人の従業員がいた。
・結果
まず目を引くこととして、皮の形が特徴的である。縁のところが波打っている。
ひだが波打っている、のではなく、皮が円ではなく不揃いな円、ということだ。
どう見ても手作り、という皮の割には、そこまで分厚くはない。
焼き目は中程度につけられており、大きさも中程度である。
餡は、肉がやや多めというところである。
・考察
東京餃子通信と言う、餃子に特化したブログサイトがある。
帰宅してから調べてみたところ、そのサイトでもここの紹介がなされていた。
http://www.tokyogyoza.net/archives/38974090.html
そこによると、半世紀にわたって営業しているらしい。
店の奥の壁に掲げてある調理師免許にも年季が入っている。
やはり、餃子に特化した店というものは良い。
カウンターにソースが置いてあるのは、焼きそばを頼んだ者のためだろう。
餃子であるが、濃厚な、というわけではないが、「餃子の味」が感じられる。
うちの餃子はこういったものです、という主張をしているようだ。
・まとめ
評価は4である。味わいがある餃子、という餃子は高く評価したくなる。
少し甘めの判定かもしれないが、もう一度食べてみたいと思えたことは大きい。
なお、大手飲食店紹介サイトで掲載されている営業時間には注意。
通しで営業しているように書かれているが、途中に中休み時間がある。
なにせこちらはたった一人で、確実に自分で食べた店しか書いていない。
大手の情報はありがたく参考にするが、こちらの情報など必要とされないだろう。
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