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2015年09月22日08:59

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「予定は昨晩である」『夢をかなえる時間術』伊藤真

 一日は前日の晩から始まっている。翌日の計画を考えてから、眠りにつこう。翌朝の目覚めが全然違うはずだ。朝からフルに活動できるようになる。そして、時間の使い方を深く考えるようになるだろう。 

 マイナスの感情があるから、人は成長できる。計画を立てると、どうしても失敗と隣り合わせとなる。なぜなら、計画との勝負で、勝ち負けがはっきりと出てしまうからだ。いっそ時間を巻き戻せたら、と思うだろうが、それが可能にあれば、おそらく人間は後悔しなくなるだろう。

 しかし、時間を巻き戻せないという制限があるからこそ、人間は成長できる、「どうしてあんなことをしてしまったのか」「なぜ、あのときしなかったのか」という苦しみ、悲しみ、怒り……そういったマイナスの感情がるからこそ、二度と間違わないように人は思考するのだ。

 過去を振り返り、それを現在未来に活かすからこそ、人間は成長できるのである。


 夢に向かって勉強できる私たちは幸せだ。世の中には、病気や経済的な理由で、志半ばで散ってしまう人間もいる。それと比べれば、勉強ができるというただ一点だけで、幸せなのである。

 
 あらかじめ予定を確認しておいて、仮に未達でも、次に備えればよい。これは苦しい活動だが、活動できるだけでも、それは幸福なのである。
 
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