新人公演がいよいよ始まります。
パセオの会場販売担当リーダーとして(担当は私約1名)、
この三日間で売るものを選び、せっせと梱包しながら、
思いました。
エンリケ坂井さんの「フラメンコを歌おう」や「カンテの大年代記」、
沖仁さんの「ジノキズム」、
カニサレスさんのスペイン音楽のCD・・・。
フラメンコというアートを愛して、
ずっと若い頃から、また、フラメンコの最前線で、
身体を張って精進してきた方たちが得て来られたもの、
そして残していきたいもの。
それを形にして、
いまなおフラメンコの道を模索しながら歩いているたくさんの方たちに、
伝えられるということは、なんてうれしいことなんだろう、と。
そしてこれらのものが、決して絶対的なものではなく、
愛好家の人、始めたばかりの人、経験を積んだ人、
それぞれの立場の人たちに、それぞれに楽しんでください、って
いえるところが、フラメンコのいいところなんだな、と。
そしてさらに、若い方も年を重ねた方もそれぞれに、
味わい方をどこまでも深めていけるところが、
フラメンコの素晴らしいところなんだな、と。
いろいろな方のフラメンコ人生に、
その場限りではなく、
もしかしたら長く伴走させてもらえるものを、
直接見てもらえるのは、うれしいことです。
なんてことを考えながら、ふとホームページをのぞいてみたら、
私の写真がアップされている。
ちょっとこれじゃサボれなくなっちゃうよー、と思った瞬間、
社長が販売担当の顔を暴露した理由に気付いた。
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