・はじめに
��-51：中国麺家万天(いわき市内郷)からいわき駅方面に進み、
川を渡ってもう少し進んだ場所にある。
夜に訪れたので、いわき市街地の作りが全く把握できなかった。
・対象
営業時間：[火〜土]11:00〜15:00、17:00〜21:00、[日]11:00〜21:00
定休日：月曜
餃子6個530円
カウンター7席、小上がり3卓で、従業員は男性3人に女性1人いた。
また、誕生日、七五三、御家族での会食できます、と張り紙がしてある。
15人まで承るとのことだ。となるとカウンターと小上りで全ての席なのだろう。
各テーブルに酢・醤油・ラー油とあるのは定番である。
・結果
大きさは標準的で皮の厚さもそこまでではない。焼き目はこんがりとついている。
餡は、やや野菜が多めである。
・考察
いわき地区、と言うか浜通り南部は福島県で最も治安が悪いとされている。
いわき市出身の友人が、油断するとイバヤン(茨城ヤンキー)が攻めてくるんだよ、
と嫌なことを言っていたし、実際、浜の人間のほうが気性が荒い傾向にある。
漁で生計を立てている者の場合、大漁ならば一気にまとまった収入が入るが、
ひとたび不漁となると途端に生活苦に陥ることになる。
もちろん、荒れた海に落ちれば生命の危険に晒される。
農業のほうが安定した収入かつ安全な生活を計算できる。対照的なのだろう。
阿佐田哲也の小説でも、房総半島の人間は博打好きだという記載もあった。
さて、そんな先入観と事実との混在した何かのおかげで、
どうもいわき市にいると何となく落ち着かない気分になる。
住めば都、となるのだろうが、あまり積極的に行きたい場所とは言い難い。
餃子であるが、野菜に重きを置いているというか、ジューシーさに欠ける。
もっと言うならばやや水っぽい。野菜の歯応えもやや感じられる。
これをどう解釈したいかは意見の分かれるところと思われる。
それにしても、最大15人の店で従業員4人というのは多いように思える。
某サイトではかなり繁盛しているような記載もあるので、
せっかちな客を捌くためにはそのぐらい必要なのだろうか。
・まとめ
評価は3である。味が薄いと言うか、ぼんやりとした印象である。
まだ2軒しか食べていないが、いわき市の餃子の質に暗雲が見えたように思えた。
もちろん、数を重ねない限り断言はできないが、どうも気持ちが上向かない。
なお、この店の造りは、喫茶店を居抜きで買って改装したような印象を受ける。
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