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2015年07月29日11:23

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「文章力は量で決まる」『書く力』齋藤孝

 原稿用紙10枚以上を「書く力」を身に着けるにはどうすればよいのか。

 一日の書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみるといい。 とにかく質より量でいく。
 たくさん書くことが上達の近道である。学問に王道はない。10枚以上の現行、4000字を超えるくらいが当分の目標になる。
 

 たくさん書くときのポイントは何か。

 それは、「3の法則」である。性格の違う三つのキーコンセプトを取り出して、その三つをつなげる論理を組み立てていく。
 三つというのがポイント。一つや二つだと他人と被るが、三つ選ぶとオリジナリティがでる。意外な組み合わせをすることで、斬新な「切り口」を編み出すことができる。
 キーコンセプトの関係、つながりをどう説明していくかによって、オリジナリティが問われる。相手に図を思い浮かべさせるような、わかりやすい説明にするといい。

 
 文章を上達したいときはどうすればよいのか。

 ある作家でも思想家でもいいが、自分の好きな人の作品を毎日のように読んで、その世界に浸り、文体から思考様式までまねるやり方もある。
 誰をお手本にするかによって、文体に大きな影響を受ける。いい本に出合えたら、何度も何度も読み込んで、自分のものとして消化していくことで、初めて身に付く。
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