原稿用紙10枚以上を「書く力」を身に着けるにはどうすればよいのか。
一日の書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみるといい。 とにかく質より量でいく。
たくさん書くことが上達の近道である。学問に王道はない。10枚以上の現行、4000字を超えるくらいが当分の目標になる。
たくさん書くときのポイントは何か。
それは、「3の法則」である。性格の違う三つのキーコンセプトを取り出して、その三つをつなげる論理を組み立てていく。
三つというのがポイント。一つや二つだと他人と被るが、三つ選ぶとオリジナリティがでる。意外な組み合わせをすることで、斬新な「切り口」を編み出すことができる。
キーコンセプトの関係、つながりをどう説明していくかによって、オリジナリティが問われる。相手に図を思い浮かべさせるような、わかりやすい説明にするといい。
文章を上達したいときはどうすればよいのか。
ある作家でも思想家でもいいが、自分の好きな人の作品を毎日のように読んで、その世界に浸り、文体から思考様式までまねるやり方もある。
誰をお手本にするかによって、文体に大きな影響を受ける。いい本に出合えたら、何度も何度も読み込んで、自分のものとして消化していくことで、初めて身に付く。
ログインしてコメントを確認・投稿する