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2015年06月16日16:47

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つながらない生き方

昨日のNHK「あさイチ」はLINEやSNSでの付き合いに疲れている人に「つながらない生き方」を提案するというテーマだった。http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/06/15/01.html

毎日30通以上のLINEのメールに返信しているというAさん。未就園児を2人持ち、家事育児で忙しいのにメッセージが入るとどうしてもすぐに返信してしまうという。当然家族との会話中でもメッセージは入ってくる。スマホをいじっている間は家族との会話に身が入らない。子どもの要求にも曖昧な応対。
電車に乗っていても子どもを見ないでスマホをいじってる母親をよく見かけるが、それもこれもこんな時代だからなのか?

Aさんは仕事を辞めずっと家にこもっていると社会から隔離されたようで不安だという。社会でばりばり仕事をしている友人たちとつながっていたい情報をもらいたいと思いつつも、友達って家族より大事?と自問自答する日々。子育ての時間を犠牲にしてまでつながっていることに罪悪感をもつ。そんな自分が嫌いと泣いていた。

Aさんの場合はまだ未就園児だったが、子どもが幼稚園に行き出すと避けては通れないママ友社交界デビュー。そして当然のようにそのつながりはLINEグループやSNSに及ぶ。

そもそもママ友とは、自分の友達なのか「○○ちゃんのママ」としての友達なのか。LINEの既読機能はありがたいようで迷惑なときもある。すぐに返信しないことで友達を失うのなら失ったほうがラクに違いない。
しかしそうカンタンにつながらずに済むのなら誰でもそうしているだろう。

最近ちょくちょく見てるドラマで、幼稚園ママの人間模様を描いたものがあるのだが、あそこまで極端でなくても、ママ友ってドロドロがたくさんあるんだろうなと思う。
TBS火曜ドラマ「マザーゲーム」 http://www.tbs.co.jp/mothergame/

番組後半で、蛭子能収や、友人と付かず離れず付き合っている中高年の女性が出てきて「つながらない生き方」を推奨していたけど。それができたら苦労しない。実際自分が幼稚園ママだったころを思い出すとママ友同志の付き合い方って今も昔もストレスは変わらない。そのころまだLINEはなかったけれど毎日不本意なまま振り回されていた。
でもある意味そういう付き合いも経験として必要で、社会生活をしていく上で自分の都合のいい人とだけ付き合いたいなんて虫がよすぎる話。結局ママ友の中で気の合った人とは今もつながってるし、つながらなくなってせいせいした人もたくさんいる(笑)。

SNSは自分からの情報発信と誰かからの情報取得のために使うだけでいいと思う。友達の投稿にたまたま興味があればコメントするが興味がなければスルー。無理に応酬し合う必要はない。
付き合いたくなくても付き合わないといけないのが会社・親戚・ご近所・学校関係・・そういう付き合いがストレスだと思っていながら、それと同じような付き合いをそのままSNSに持ち込むから大変なのだと思う。

SNSへネタをあげるために、実際に時間やお金を使うことを「ネタ消費」というらしい。「いいね」をもらうために頑張り、人の記事に「いいね」を押しまくって疲弊する。ネタ消費に奔走する自分に疲れてうつになるのだとしたら孤独のほうがずっと健康的だ。

「新型うつ」急増の一因 〜ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか〜
  http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150517-00010001-fumfum


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以下、「あさイチ」放映内容のテキストMEMO

6/15朝イチのメインテーマ:「つながらない生き方」

今、“つながらない”生き方が注目を集めています。書店では『孤独』、『ひとりぼっち』などのキーワードがつく“つながらない”本が大人気。東日本大震災以降の“絆”意識の高まりや、SNSで大勢の人と過度につながってしまうデジタル環境の変化など、人との“つながり”が急速に広がる中、関係を断ち切りたくても断ち切れない“つながり依存”に悩む人も多くいます。
番組では、「ママ友」「SNS」などのつながりに悩む主婦たちの声や、その対処法のほかあえて“つながらない生き方”を選んだ人たちの思いを紹介しました。
“つながり”とは、何なのか、いい人間関係とはどんなものなのかを考えていきました。


(SNSで劣等感)
●●に旅行した、おいしいディナーを食べた、などSNSではみんないいことしか書かない。何も書くようなことがない自分に劣等感を持つ

(つながるためにさらにスマホ)
質問が来るとすぐに返信しないといけないと思う驚愕観念で、自分のための時間をどんどん削られていく。私の時間はどこ? 

(デジタルデトックスツアー)
スマホを手放した状態で一日過ごすツアー、体験してみたらどうなった?


(蛭子流・つながらないライフ)
漫画家の蛭子能収さんは、「友人はほぼいない」と公言し、1人で行動することを何よりも好んでいます。どうすれば人とのつながりがうまくいくのか、主婦のお悩みにお答えいただきました。
「何よりも自分がやりたいことを大切に」「予定が合わないときは断れるのが本当の友達」「プライドを捨てれば、人を羨んだり対抗したりしないですむ」など、蛭子さん流の生き方のヒントをご紹介しました。

*それでも付き合わないといけない場合は・・・

(ウソも方便) (ミステリアスな女)
誘いを断るときは、「ウソも方便」で、親や子どもの病気などを理由にすると、相手の気を悪くしないと言います。
また、生活パターンをあまり教えずに、ふだんから“つながりにくい人”というキャラクター設定にしておくと、強引に誘われたりすることがないということでした。


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