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2015年05月31日22:10

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数を採ること

北陸方面からからこれ見よがしの画像を見せつけられて気分は消沈しています。今週前半は色々用事が重なって無理も利かず、リベンジは来年へと持ち越しになりそうだ。

さて数を採ることが苦手といつも話している、ところがどうしても数を採らなければならない事情ができてしまった。6月以降に何度かある子どもたち相手の採集と標本作製の講座があり、雨天などで採集ができなかった場合のためいくらかの甲虫をストックする必要がある。ある程度大型(ハナクソ虫は無用)、美麗種もしくは人気種、数が採れる(最低30頭)…。そんな虫をこの時期に近所で採集するとなるとそれなりに大変。最初に思いついたのはオサトラップでミカワオサ。家の庭でも時々見かけるほどだからある程度採れるには違いないが、30頭はかなりきつそう。しかも仕掛けるのと回収と2度同じことをしなければならず、なにより採集自体が面白くない。そんなわけで今日の午前中限定ということで身近な採集地まで出かけてきた。

気温はぐんぐん上がり、車に乗っていてもよほど冷房を入れようかと思うほど。ついた場所はいつものY川河川敷。ここで美麗種タマを採集して、時間が許せば近くの伐採地でカミキリでも採り、満開のクリの花でもゆすれば何がしか入ってくれるだろう。

河川敷に降り立つがとにかく暑い。ハンミョウでも居ないかと見回すが、あまりの暑さのためか何もいない。とりあえず目的のカワラハンノキの群落に取り付き葉の上を見回すが、風のためか目につくところにタマは見えない。面倒なのでスイーピングはしない。ただ風の当たらない場所にネットを差し出すだけ。するとあちこちからネットめがけてタマちゃんが飛んで来てくれる。いくつかネットにくっついたところで回収。最初のうちは一度に数頭ずつ止まったところで回収すれば良いのだが、しばらくやっているとさすがに数が減ってくるので少し場所を移動してそれを繰り返す。なんだか虫採りというより釣り堀で竿を出しているような感覚に陥


竿を入れる

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喰いついたらあげる

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猛暑の中、小1時間がんばって規定数近く採ったので伐採地へ向かう。探索を始めてすぐに携帯を落としたことに気付く。うっかりウエストバックのチャックを閉め忘れていたようだ。歩いてきた道をトレースして探すと車のタイヤの陰に落ちているのを発見。どっと疲れを感じてそのまま採集を終了して帰路についた。
数を採ることが本当に苦手だと再認識した次第だ。来週あたりはカラムシのパンダとクワの木のキボシが出てくるだろうからそれで済ませてしまおう。
つまらない採集ほど辛いものはない。採集は楽しくなくちゃ、仕事じゃないんだから。

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