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2015年05月18日09:34

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隙間を狙ってちょいと見廻り

 今日の日曜日は予定がいっぱい。良い天気なのに朝から小学校の廃品回収作業。虫採り並に早起きして出かけた。午後からは同じく小学校のメダカ池の清掃作業。簡単に片付くかと思いきや孵化したばかりの稚魚が無数にいて、これらを回収するのが大変。バケツで水を掬い目の細かな網で濾し取る作業が大変。幸い親子30人近くの人数がいたので人海戦術で対応することができた。池の底の落ち葉の下からギンヤンマと思われる大量のヤゴが見つかったくらいで甲虫の影は無し。巨大なウシガエルが1匹、これは近くの水路に放出した。


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 炎天下の作業が一通り終わったのは3時過ぎ。夕方5時の次の予定まで2時間ほど自由時間があるので、迷った挙句昨年見つけたモモグロハナの状況を見に行くことにした。高速を継ぎ20分で現地着。風も無く気温も高いが午後の時間帯とあって彼らは活動しているのかちょっと自信がなかった。湿地の脇に生える下草をルッキングしながら歩いて行くと良く似た茶色の虫が色々いて紛らわしい。やたらと目につくのは大爆発中のヒゲナガハナノミ。止まっているもの飛んでいるものやや小さめながら紛らわしい。次に多いのがカタキンイロジョウカイ。葉蔭に体半分隠して止まっていると一瞬見間違いそう。しかし本命のカミキリは姿を見せない。やはり午前中が活動時間帯で午後は休息中なんだろうか。昨年個体密度が一番多かった鉄塔のふもとで何とか最初の1頭を見つけることができた。たまたまなのか葉の上でじっとしてくれていたのでカメラに収める。


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もっと見間違えるハネビロハナ。県内の記録(アセスの報告書)のいくつかはこいつに化けるのではと思っている。


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 帰り道ちょっと余裕ができたので、ゆっくり歩きながらいそうなポイントでは集中してルッキング。さすがに葉の上にいる個体はなかったが、葉影や茎にひっそりと隠れる個体を5〜6頭確認できた。発生初期なのか時間帯なのか残念ながら♀は確認できなかった。最後に見つけた2個体だけ回収することにした。今年も発生が確認できたことにちょっと安堵して帰路につく。滞在わずか1時間のミニ採集でした。


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 今年もこの時期は忙しく、朝から振るの採集に出掛けられ機会はわずかで、こんな隙間採集が増えそうな予感。


 

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