殿堂と電動が白の共演

15日はたまたま広島在住の友人と、平成の大改修を終えた白亜の殿堂を見ようと、午後2時にJR姫路駅で待ち合わせた。
タイミング的に、桜が散ったあとでGW前がすいているのではないかと思ったのだ。前日は雨で、15日も天気は荒れていたので予想どおり観光客は少なかった。

ループバスに乗って直接城門の前まで行ったのでこのイベントには気づかなかったけど、見学を終え、城門が閉まるので追い出されるように姫路城をあとにして横断歩道を渡ったところ、家老屋敷跡公園のこのイベントに遭遇した。

http://osaka.thepage.jp/detail/20150415-00000003-wordleafv

白黒に塗られた巨大な改造トラックには大きく「警視庁」の文字が。
友人は天然なので「え？警視庁にはこんな種類のトラックもあるの？」と目を丸くする。
整備服を着た茶髪のお姉さんが「これで実際ここまで走ってきたんですよ」というと「そりゃぁ、みんな運転をとめて注目ちゃう？警視庁がこんな特殊部隊を持ってるなんて…・」（どこまでもほんまモンの警視庁やと思っている！笑）


「実物大【98式AVイングラム】のデッキアップまであと30分！」というので、寒い中待つことに。冷えて仕方ないので売店でワンカップの熱燗を買って近くで待機。
実写映画で使用されたという実物大のパトレイバーがグイーンと立ち上がる瞬間に立ち会うことができた。
機動警察パトレイバーという名前はなんか聞いた事がある？と思ったら、1989年（そんな昔）にテレビアニメでやっていたんだってね。実物はガンダムみたいでかっこよかったよ〜！


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アニメ「機動警察パトレイバー」の実写映画プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」で使用されている実物大「98式AVイングラム」のデッキアップイベントが15日、兵庫県姫路市本町の家老屋敷跡公園で行われた。

午前11時から4回にわたり行われたが、平日にもかかわらず多くの人が詰め掛けた。中でも午後6時から行われた回は、姫路城とともにライトアップされた「白の競演」が見られるとあって、多くの人が詰め掛けた。午後には兵庫県のラジオ局「ラジオ関西」で1989年から放送されている「青春ラジメニア」のパーソナリティ、岩崎和夫アナウンサー（61）の姿も。パトレイバーを見るたびに感慨深いと話す岩崎アナにその理由を聞いてみた。

岩崎アナ「ラジメニア放送開始時を思い出す」

　「いやぁ新長田のデッキアップに行けなかったんで、今回はなんとかきました」と話す岩崎アナ。岡山県内での仕事へ向かう途中にイベントに駆けつけたという。デッキアップされたイングラムを見た瞬間に、開口一番「いやぁ感慨深いですわ」と話す。

　青春ラジメニアの放送が始まったのは1989年4月1日。岩崎アナは「アニメの番組をこれからどうやっていこうか」と模索しながら同番組を放送していた時に、奇しくもその年の10月からテレビでは「機動警察パトレイバー ON TELEVISION」が放送されていた。

　「ラジメニアは、アニソンをフルでかける番組。もちろん、このパトレイバーの話題も多く、当時の主題歌のリクエストも多かった」と振り返る。また、パトレイバーがどのようなものかは、当時、パトレイバーのOVAやテレビ版の主題歌を歌っていた歌手の笠原弘子さんから「これはパトロールレイバーという意味ですよ」と教わったという。

　そんな思い出のアニメが、今は実写となり、ここ関西で何度もデッキアップを繰り返しては話題を呼んでいる。岩崎アナは「これを見るたびに初々しくやっていた番組開始当時のことを思い出すんですわ。26年もたって、まさか実写でこんなに盛り上がるとは」と言い、写真撮影を繰り返していた。

ラジメニアンの姿も多く、このために早く帰ってきた会社員も


　岩崎アナが眺めていると「ラジメニアン」と呼ばれるリスナーから「岩ちゃん写真撮ってください」という声が何度もかかる。今もなお毎週800通のハガキが来る番組だけあって、根強いファンも多く、リスナーも感慨深い思いがあるようだ。

　同日に逢わせて4回行われたデッキアップイベントでは、近所の学生や保育園園児など、多くの地元の人をはじめ、姫路城を見に来た観光客の姿が多く見られた。

　アメリカから観光に来たという女性（32）は、覚えたての日本語で「めっちゃスゴイ」を繰り返す。学校帰りに見たという近くの女子中学生（14）は「これ迫力あってすごいですね。わからへんけど、写メしときます」と言いながら撮影していた。

　近所から歩いて来たという男性（46）は「ネットのニュースをみて仕事から早く帰ってきて家族で見に来た。子どもらからは『またガンダム？』と言われたけど、この迫力は新鮮だったみたいで、あとでアニメのDVDを見ることになりそうですね」とうれしそうに話していた。

ライトアップで城とイングラムが白の競演

　午後6時半ごろには、姫路城もライトアップ。イングラムと姫路城がいずれも輝きながら「白の競演」を果たした。カメラマンが一斉にシャッターを切ったが、それと同時にタイムアウトの時間も迫りデッキダウン。姫路でのデッキアップイベントは終了した。

　映画のPRだけでなく交通安全の大切さなども呼びかけており、市民らが「良かったー」と言いながら帰る姿も見られた。

　今週は関西でよく見かけたイングラムのデッキアップだが、今後は19日に宮城県仙台市のコボスタ宮城でイベントを行うことが発表されている。

　また「TNGパトレイバー公式デッキアップ整備員」のツイッターでは「姫路城デッキアップ警備を終え、給油から始まる福岡への出動」という書き込みがされている。再び全国各地の街を盛り上げそうだ。














■姫路にパトレイバーがやってきた・夜は城とライトアップ
(THE PAGE - 04月15日 19:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3373121