・はじめに
2014年8月23日の日記に伊達市発足のいきさつ物語を記載した。
舞台設定をガラッと変えて、各町を中世の国に見立てて膨らませれば小説にもなりそうなほど、
水面下では虚虚実実の応酬が繰り広げていたのだろうなという争いの話だった。
その、伊達市役所争奪戦に勝った保原町だが、当然伊達市役所が設置されることになり、
今回訪問した店は奇しくも、伊達市役所の真横に立地していた。
空も暗くなりかけた頃で、この田舎町なのになぜにこんな明るい建物があるのだ、と思ったら、
鮮やかなブルーの文字の伊達市役所という看板が立っていた。
店の駐車場に車を止めてからもなんとなく市役所のほうを見入ってしまった。
やはり、勝者となれば得るものは大きいのだ。
・対象
営業時間：11:30〜20:00 定休日：月曜
餃子8個400円
入ると中高年の男性がいる。店主だ。
L字型の客のスペースであり、入って正面側は座敷席、右手側はテーブル席である。
カウンター席はない。
各席に酢・醤油・ラー油・胡椒とあり、酢の入っているビンはなんとはなしに高級感がある。
というか、単に傾けても酢が出てこなかった。蓋を緩めたりしてようやく出せた。
・結果
大きさは中程度で焼き目も強すぎず弱すぎず。皮は中程度かやや薄めである
餡は野菜が主体で、食べると甘みが感じられる。
食べ終わる頃に女将と思しき女性が最初に出された水とは別に茶も出してくれた。
・考察
カウンター席がなく、座敷とテーブル席だけである理由は、
やはり伊達市役所からの客がメインだからであろう。大抵は同僚の集団で食べに来るだろうから。
福島県庁の真横に位置する、��-54：中国料理 華林(2014/09/26)が思い出される。
餃子であるが、甘みがあるのが特徴的だろう。直感的に野菜の甘みかと思えた。
しかし、そうであるならばどの野菜が甘みを出すのか思いつかないのが自身の弱いところだ。
キャベツ、なのだろうか。玉ねぎからも甘さは出るが、ここでは使っていない気もするし、
ニラから甘みが出るかは疑問だ。料理の勉強も必要なのか、と考えらさせられた。
・まとめ
評価は3である。とはいえ、長年の技術が感じられる作りと味であった。
伊達市役所がある限り、すなわちほぼ永年的に収益は確保できるだろうが、
熟練の技術は失われてほしくない。
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