mixiユーザー(id:1742219)

2014年07月15日06:54

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「ナショナル・トレジャー」シリーズ

連続してHDDの在庫整理だ。
ちなみに「1」の方は劇場でも観ている。

ニコラス・ケイジの人気シリーズである。
どちらも同じ、暗号をたどって宝を探しだすと言う構成になっている。

「1」は、十字軍遠征の際にテンプル騎士団によってヨーロッパに持ち帰られた秘宝を探す。
秘宝はフリーメイソンによって新大陸に運び込まれ、イギリスから隠されたままになっている。

ゲイツ家は代々歴史的秘宝を探すトレジャーハンターの家系だった。
考古学者のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)も相棒のライリー(ジャスティン・バーサ)と組んで、日夜宝を探している。
ある日、ベンは祖父から教えられた宝物のヒントを北極海で発見する。
そこまでは出資者のイアンと組んでいたのだが、次のヒントがアメリカ独立宣言書に記されている事がわかると、い案は独立宣言書を盗み出そうと提案する。
イアンは、断固として盗みを断るベンを殺害しようとして、二人は袂を分かつ。
その後は、独立宣言書、宣言書に書かれた地図を読むためのアイテム、地図に記された宝をめぐって、ベンとイアンの争奪戦が繰り広げられる。

ただ、ちょっと無理があるのは独立宣言書をイアンの手に渡さないように、ベン自身が盗んでしまう事だ。
だったら最初から二人で組んで盗んで、独立宣言書を傷つけないようにベンが丁寧に扱えばよかったんじゃないの?と思ってしまう。
ベン自身が「矛盾になってしまうが、これが一番いい方法だ」と言い続けるものの、やっぱり違和感はある。


代わって「2」は、リンカーン暗殺にまつわる秘宝である。

「1」でテンプル騎士団の秘宝を見つけたベンたちは、考古学会でも一目置かれる存在になっていた。
だがそこに、ミッチ・ウィルキンソン(エド・ハリス)という男が現れる。
彼はゲイツ家の先祖であるトーマス・ゲイツが、初代大統領リンカーン暗殺を企てた証拠を持っていると告げた。
ベンたちは今度はトーマスが残したメモを元に、南北戦争時に南軍が隠したネイティブアメリカンの秘宝を探す事になる。

今度は途中までウィルキンソンが敵対するのだが、途中から仲間となる。
どちらの作品も、「なんちゃってインディ・ジョーンズ」と言ってしまえばそれまでだが、謎のヒントとギミックはまずまず面白い。
そしてアメリカの歴史にかかわる秘宝であるのだが、マニアックではなく日本人にもわかりやすい程度の歴史をベースにしている。

だがヒントの争奪戦と言う構図を作るため、敵対する勢力を強引に設定している部分に興冷めしてしまう部分が唯一にして最大の欠点だ。
一つ一つの謎が面白いだけに、もう少し全体を整理すれば、少なくとも「ハムナプトラ」並みに人気になったんじゃないかと思う。


87.ナショナル・トレジャー(再)
88.ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

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