週報(14/04/28〜)　ロンドン

ロンドンといってもイギリスのロンドンではなく、愛媛県八幡浜市のちゃんぽんで有名な『お食事処 ロンドン』である。
先週分の週報で書いた通りに南予地方3泊4日旅行中であり、その三日目である4/28(月)の14時頃の出来事である。
この街の目的地であるロンドンにて遅い昼食兼早めの夕食で、B級グルメで有名なちゃんぽんを食べるために八幡浜駅に降りた。
八幡浜の駅に着くと天気予報通りに雨が降り始めていた。
ロンドンがあるのは八幡浜のアーケード付商店街の一角らしい。
また有名なお店であるようで、駅前にある広域地図では丁寧に案内までなされていた。
駅から5分程でアーケード街の入口に到着した。
アーケード内を進むことさらに5分でお店にようやく到着した。
　
14時半を過ぎていたので休憩時間でお店が閉まっているかもと心配していたのだが、通常営業中であった。
店内に入ると1階と2階があるようである。
いつものように登山靴をはいていたのでテーブル席に座りたかったのだが、生憎テーブル席は満席のようである。
入口に立ち止っていると店員さんに畳席に案内された。
　
ちゃんぽんといっても通常(550円)と大盛(650円)の2種類ある。
お腹が空いていたので、大盛のちゃんぽんを注文した。
出来上がりまでの時間、斜め向かいのサングラスをした人の注文したものを見ていたのだが、通常メニューでも大盛な内容な感じである。
また店内を見渡すと、「ご飯のお替り自由」と書いてあった。
大盛ちゃんぽんの注文をしてしまったので、さらに大盛の量が読めない状況でライスの注文は危険すぎるかもしれないということで、このままの注文内容で済ますことにした。
　
出来上がりまで待っていると、さらにお客さんが入ってきた。
別の席に座るのかと思いきや、先程のサングラスをかけたテーブル席の人と自分から率先して相席になった。
見ている限り知り合いのようで、二人で異様に盛り上がっていた。
出来上がった食事に対して写真を撮ったり、二人組んで自分撮りをしたりと盛り上がっている。
　
ようやく自分が注文したちゃんぽん大盛が到着した。
心配していたようなメガ盛りサイズではなく、具の量が多い程度のちゃんぽんで安心した。
先程の二人組のお客さんは相も変わらず盛り上がっているのだが、どうみてもB級グルメが好きそうな二人には見えない。
かといってライダー的な風貌でもないので、かなり違和感が強い。
　
外に出ていた少し高齢のお店の人が帰ってきて一言「スイーツの刀義ちゃんでしょ」と知り合いのような感じでやや興奮していた。
やはり地元の知り合いの人なのかと思ったのだが、それでも少し変である。
少し思い直して、もしかしてスイーツ大好きプロレスラーのあの人ではないのかと思ったらまさかの本人だった。
　
おばちゃんは興奮冷めやらず、店内からサイン色紙を取り出して(いつも思うが何故サイン色紙は普段からお店にあるのだろう…)、サインをお願いして貰っていた。
快くサインに応じて書いている真壁さんである。
これで終わりなのかと思いきや、｢この男にもサインもらっておいた方がいいよ!　そのうち有名になるから」との事。
もう一人もスタッフではなくてプロレスラーの人なのかと驚いた。
掛けていたサングラスを外して、「棚橋です」と挨拶していた。
サイン色紙はもう一枚増えて、棚橋さんもサインを書いていた。
真壁さんは「泊まっているスーパーホテルの従業員が次々にこのお店に流している」との事。
　
私はこの光景を眺めながらも、プロレスラーの人にそこまで興味はなかったので、目の前にあるちゃんぽんを食べるのに夢中になっていた。
この時1階にいたお客さんは私ただ一人である。
今までも時々偶然とはいえ変わった事象に逢う事が多いのだが、旅行中に芸能関係者に偶然逢ってしまうのはこれでも2回目である。
特に私は二人に対して特に盛り上がることはなく淡々と見ていただけで、会話もせずに最初から最後までちゃんぽんを食べていた。
　
二人は真壁さんのおごりで会計を済ませて、店の前で店員さんを含めて撮影会を始めてしまった。
店内には私一人残された。食べ終わっても会計が出来ないので帰る事も出来ない。
このお店に来るまで歩きつづけていたので、丁度良いので休んでいた。
店員さんが戻ってきたので、ようやく会計を済まして外にできる事が出来た。
会計時にテーブルに置いてあった二人のサインをじっくりと見る事が出来た。
(写真には収めていません)
店員さん曰く、「今日はいつもとは変わったお客さんが多くて気になっていた」との事。
今日は何人のプロレスラーが店に来ていたのか…。
　
その後名前を聞いて覚えていたプロレスラーの人を港にある「八幡浜みなっと」内でポスターを見て驚いた。
今日八幡浜で19時から試合があるようで、試合直前にたまたま来ていたようである。
偶然とはいえ、かなり珍しい経験となった。
　
・棚橋弘至オフィシャルブログ
　http://ameblo.jp/highfly-tana/entry-11835994645.html
　(私は棚橋さんの斜め後ろでちゃんぽんを食べていたので、全く映っていません)
　
-----
写真: 八幡浜ロンドン, 新日本プロレスポスター