mixiユーザー(id:13786875)

2013年04月29日16:27

2 view

週報(13/04/22〜) 東京都現代美術館

先々週に引き続き「メトロdeぐるっとパス」利用での都内にある施設めぐりである。
土日で計4箇所を巡ったのだが(大江戸博物館, 科学技術館, 昭和館)、その中の一つ東京都現代美術館に出かけることにした。
アート好きにも関わらず美術館に行く事はかなり稀で、人生で二度目である。
 
ぐるっとパスでの無料券扱いという事で、常設展の展示のみを見る事にした。
建物的には1階と3階の2フロアで展示が成されていた。
最初に入った1階フロアの展示内容は地味な作品が並んでいるなというのが感想であった。
これならば、文化庁メディア芸術祭での展示と同レベルであり、わざわざ来たのは失敗だったかなというくらいであった。
 
ただし3階に入ると内容が一転し、反戦・原発がテーマになっているようで風変わりな作品が多くなった。
特に驚いたのが、福島第一原子力発電所の指差し男の映像がアートとして展示されていた…。
 「NAVER:ふくいちライブカメラ指差し男」
 http://d.hatena.ne.jp/satoru_net/20110901/1314850720



実際は竹内公太「公然の秘密」というアート作品ではあるのだが、特大スクリーンに映し出されて流されている映像は、美術館という場ではかなり異質である。
その上、ここは都が運営する公営の美術館である。
ライブカメラ・監視カメラの見る側と見られる側という立場を指を指すことによって逆転させることに意味がある。
手に持ったiPhoneにてライブカメラ映像を自身で確認したうえでのパフォーマンスである。
 http://studiovoice.jp/?p=23479
 
また同じ場所には震災の翌日3/12のニコニコ動画上で流されていたNHKのストリーミング放送(コメント付き)が淡々とPC上で流れていた。(9時間の映像アートらしい)
2年経ちアート作品として客観的な目で見られるようなレベルにまで、時間が経過してきたのを感じた一瞬だった。
ただアートとしての評価は、今はまだする時期ではないと思う。
 
-----
写真:東京都現代美術館
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年04月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930