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2012年08月04日08:44

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旅行記(159:沖縄・宮古島旅行記<4>-首里城-)

(二日目)
宿での朝食後、モノレールに乗って首里城公園へ向かった。
モノレールに乗っていると、くねくねと曲がっているのがよくわかるのだが、それにしても起伏が激しい。
来る前までは鉄軌道の方が良いのではないかと思っていたのだが、このコースと地形を考えるとモノレールしか作れなかったのがよく解かる。
首里駅から首里城公園までは距離があるのだが、着いた時間が少し早かったため、観光用のレンタサイクル貸出もなく、バスもあまり走っていなかったため歩いて向かった。
 
まず最初は有名な守礼門を一枚写真に撮った。その先からは観光ガイドおよびツアー客の人が多かったこともあり、そこに紛れて説明を聞いていた。
「世界遺産は首里城ではなく、園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)だけ」とアナウンスしていた。
実際は琉球王国のグスク及び関連遺産群として、首里城跡と近くにある玉陵も指定されている。
見るかぎりはただの石門でしかないのだが、歴史的には国家の聖地として利用していた由緒正しき場所である。
 
復元された首里城正殿の中に入ってみた。ここからは有料となるが、入場料支払にWAONが使えるので驚いた。
やや色あせた朱色の建物が360度囲んでいると思っていたのだが、意外にも南殿・番所の壁だけは朱色ではなく普通の白壁だった。
綺麗は綺麗なのだが、観光地化が著しい感じがありやや気分がトーンダウンしてしまった。(日本各地にある復元されたお城と同レベルな感じ)
装飾品も徐々に復元されている感じであり、建物内部は金装飾も多かった。
一か所だけ「首里城正殿の遺構」として昔の石組みが見えるようにしてある場所があった。
そこの記述にもあったのだが、昔の遺構を守るため(旧琉球大学建築時に埋められた事もある)かさ上げされて復元しているとのことだった。
 
観光地としては素晴らしいと思うのだが、戦争遺跡としての姿を見る人は少ないようである。
龍潭(池)の所にある地下壕入口や弾痕まで見に来る人はかなり少なく、戦時中の総司令部が置かれていたという姿をパンフレットでさえ知ることが出来なくなっていた。
私ですら、たまたま行先案内の矢印が気になって歩いたら見つけたという感じだったので…。
ただ地下壕入口を見ておいたことが、この後の観光としては非常に役立つこととなった。
 
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旅行日:2012/04/29(Sun)
写真: 園比屋武御嶽, 首里城正殿, 首里城正殿(遺構)
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