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2026年02月14日19:00

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アニメ話・フリーレン/悪魔くん

●葬送のフリーレン・5話。まず封印されし幻の酒探し、その解呪に数か月かかってこの地にしまらく腰を落ち着ける、というのんびりしたスパンの話作りってのがいい。この作品らしいというか、そこらのファンタジィなら数日とかで片付けるヤツだよね。そしてお目当ての幻の酒がすんげえ不味かった、ってとこで村のみんなどころか過去の勇者たちとも繋がってバカの祭りになるという優しい世界。…安酒って別に不味くはないと思うんだけど…。いや酒飲みの認識を敷衍してはダメだ。

酒好きドワーフのファスにうえだゆうじ、いらんことしィエルフのミリアルデに能登麻美子。うえだゆうじ、ちゃんとジジイ声なのにでも本人と判るのは声のキャラが立ってるってことなのでしょうなあ。のとまみこさんは今や演技派でめんどくさい役も多い方だけど、こういう捉えどころのないぽんやりしたキャラが一番合ってるとは思う。

後半は過去の借金のカタに鉱山労働者になるフリーレン様の話。こうざんで 300ねん はたらかされることになってしまった。 ざんねん!! あなたの ぼうけんは これで おわってしまった!! …ってとこで自身の力量で軽々逃げる、ってこともしない辺りがこのアニメである。まあ本人に目算と借りを返す意図があるからこそ、なんですけどね。こういうパッと見ィでへっぽこなギャグはこの作品の重要な味わいでもある。ビックリするくらい大仰な演出で「あっちに銀鉱があるよ」って示すシーンとかね。

一次生産的に厳しい所領においてなんとか流通網を維持している「武装商会」が国家組織よりも力を持つ、って設定はなんかいい。このギミックでいくらでもTRPG的なシナリオ作れそうだよねえ…その勃興と衰退も含めて。

●悪魔くん・6話。マケマケは先に準惑星の方で知ってたなあ。イースター島の創造神だったか。前作の鳥乙女がこのイースター島の事件に関わっているようだが、その辺よく知らんのでまあ表面だけのネタで視聴することになる。ていうかあのおねーさん、南米/イースター島の古代文化がらみの人だったのか。

背後で糸を引いていたのはストロファイア、わざわざ鳥乙女の話をこじらせた上で悪魔くんを呼んで面倒事を起こす、のはいいとしてその意図はどうも読めない。今回の事件自体は人の弱い心と初見では判らない真相の暴露ってことでいいホラーなんだけけど、それとストロファイアの要素がどうもバランス悪いんだよな。まあ悪魔に合理を求めてもしょうがないのかもしれんけども。

ゲストキャラに井上喜久子・山村響が親子役、俗物市長に塩屋浩三、思いつめた警察の「青年」が飛田展男、タチの悪い小物悪魔が龍田直樹…と無茶な豪華キャストで割とすごい。家獣の平野正人は前作からの続投か。「ばうー!」しか喋ってないけど。ていうか家獣は前作のが出てくるけどご本家鳥乙女は出てこなかったのな。ちょっと残念というか、見てみたかったな。
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