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2025年11月13日22:40

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アニメ話・SANDA/東島丹三郎/さいひと/シングレ

●SANDA・6話。「大人になった」小野と冬村を前に大人がいかにダメかを語る学園長のアバン、無茶苦茶なロジックは多分、この世界における学園長の背後に在る組織が共有するものだろうけど…ねえ。このシーンでハデな動きが無いからって学園長のぶんぶん振ってるステッキに過剰な作画リソース投入してんのがおかしくもあり絵への偏重者として判るとこでもあり。…洗濯機に反射する本人の姿と微妙にタイミングズラす演出はちょっとあざとすぎるとは思ったけどね。あと学園長の関俊彦、ことさらにキッショい演技でとても楽しそう。

本編のバトルは大人になりたい三田、老いに抗いたい学園長。眠ると大人になること、眠ったままなら子供でいられること。その両者の相容れないようでお互いの範囲に踏み込んでる状況は、ひょっとするとアカン方向性で合一しちゃうかもしれない予感があったりするなあ。全く逆の立場だけどそれを相克するために立場を越えてる者同士だからねえ。まあ今回は学園長の暴力が上回るという演出のとこ、強烈にするっといつの間にかという夾雑物として登場するのが学園長の上である理事長…お声が野沢雅子。そりゃまあ最強に強いわなあ…。

今んとこ学園長を存在感として凌駕しちゃってる理事長・鉄留氏、それだけにこのまんまの上位存在であり続けるかっていう危惧はあるかなあ。つまりその、何らかの意味で去ってしまうとか、三田たちの立場とは違うものになるとか。その辺は先の話ではありますか。…ついでに「大人になった」小野さんの疎外感が何かやらかしそう。大人なら弁えろよ、とも言えない話だからねえ。

●東島丹三郎は仮面ライダーになりたい・6話。アバン、蜘蛛男の絶対的な格上感に対してバカみんなが「ここは俺に任せて逃げろ!」をやらかすバカっぷりがいい。最終的に東島の最バカが、ライダー愛によって蜘蛛男ぶっ飛ばすにまで至るってのがスゲエんではあるけれど。

ギリギリの死闘のあと、何するかっちゅうと仲間内で居酒屋行って三葉とファイルーズの結婚式である。ほんまマジ、こいつらの世界ではバトルとラブが等値であり、相手がショッカーであることとプロポーズの返事をもらうことも等値なのだ。無論、本人たちがマジのマジであることが前提であるけれども。

V3とライダーマンの間の長女・島村二葉登場。彼女は居酒屋のオーナーである。中身が小清水亜美ならそりゃ強かろう。浮ついたバカじゃなきゃショッカーという超常のバカに対抗できそうもないこの世界で、とんでもなく常識的でかつバカどもを誅殺(誅殺!?)できる二葉さんが本当にありがたい。一定の確率でちゃんと一般人目線をちゃんと確保してくれるのはヨクサル作品のいいとこだと思う。それをありがたいと思っちゃうことも、それがある一定確率ってのも問題だけど、そこに不満を言うてもしょうがないので。うん。

ラスト、次回のブリッジにツダケンのアニキ…中尾の話。今時使いどころの無い暴力ヤクザがその唯一の武器である暴力もて無双してたら相手が蜘蛛男だった、ってとこでシメ。ここで中尾のアニキ、どういう方向に行くのか…。ショッカー幹部がヤクザの使いっぱってのもなんかウラがありそうだけどね。

●最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか・6話。敵の新興教団に乗り込む鉄拳お嬢とお気楽王子であり、城門に着いたら異端審問官にイヤゴト言われるのである。こういう時の辻親八、もう一流のカマセ役として惚れ惚れすることだなあ。一拳のもとに排除ののち、やっと近衛騎士団に護衛され聖女の元に赴く。ついでに団長差し置いて重要っぽいサブキャラ・筆頭ディオスの紹介、糸目で口が減らなくていい加減でド突いても音のせんヤツでエルフの血を継ぐ「設定」で、当然ながら秘めたる実力は並ではない、と。…絵に描いて額に入れたようなキャラやな…。

ディアナ様、聖女とは言い条きゃんきゃんした妹キャラというギャップはまあこれもアリネタかな。実際のところはかなり無理をしてその立ち位置に居る一介の少女という一面を持ち、なればこそ敵勢力の介入と主人公たちのフォローという話運びをもたらすギミックでもあるワケだな。いささか百合気味にスカーレット嬢になついてるのも、そのような自身の不安定性を代置しようとしてるということ。事案が終わればこの辺も解消されるんだろうけどね。

敵の本丸、宗教団体の親玉と相見えるはもうちょい先のようだが。さしあたりその尖兵役との殴り合いが次回かしら?

●シンデレラグレイ・5話。オベイユアマスターの視点。海越えた異国のレースに挑む1.5流の競技者という、…まあ2流以下の存在からすりゃハンケチ噛んで悔しがるような立ち位置ではあるが、本人にとっては焦燥感この上ないってのもホントのとこだろうな…っていう作劇上のそれっぽさがある。そこで本来の人格を憎っくき(かどうか判んないけど)ライバルのペルソナで上書きして薄暗い蛍光灯の部屋に大量のデータを張り付けて踊る、90年代以降のシリアルキラー映画みたいなお人になったというワケ。うん、まあちょっと怖いよね。

オベイ自身、万人の認める時代のヒーローではないという自覚があり、なればこそ今この場で全て燃え尽くして勝利に手を伸ばす。その瞬間にタマモが食いしばる歯の隙間から押し出してくる「返せや…そこはウチの場所や」がメタクソにかっこいい。そんな二人の極限の競り合いに、あと一つ何かが足らないオグリ…という構図。そうねえ、表現は悪いが確かにこの場に於いてはオグリは脇役だったといえるのだろうか。

あとはまあトニビアンカ(トニービン)。伝説的な戦歴を経て異国の地のクライマックスで骨折しつつも掲示板に入り、その異国の地で別の伝説になるという…。いやあ別の角度から見りゃあんたが一番の主人公だよ。助演キャラにちゃんとドラマ用意してあるの、原作者も原作者の原作者(史実)もいきとどいてるよね。知らんけど。
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