●中善寺先生物怪講義録・7話。化け猫石榴さんのお仲間入り、不思議な刺繍の背嚢、ジャンケン最強技の三本立て。ちまちました日常の、ミステリとも言い難い判じ話の連鎖はこの作品らしい味がある。そういや本編初っ端からずっとそこに居たみたいな顔してた石榴さんだけど、オリジンが語られるのがスピンオフってのは面白いというか、作者は信頼されてんな。
背嚢話にて待古さんといさま屋相手にルーン文字講釈する京極堂、「ᚠ」がローマ文字のFに対応し、家畜(財産)を意味し、英語のfeeやfellowと関連しており…と、面白くてしばらくいろいろ検索してしまった。
ジャンケン話、ガキの頃一回は思いつく最強手のおかげで仲間外れをなんとかしたいっていう関口さんの依頼で、ルールにないからってだけで否定するのもよろしくない、と言う関口さんにくいっと眉上げて賞賛の言葉を吐く京極堂。こういうのを是とするのが彼だよな。その後の「三」を巡っての宗教談義はちと怪しいけどね!
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