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2025年05月14日20:22

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アニメ話・中善寺先生/ジークアクス/アポカリプスホテル

●中善寺先生物怪講義録・6話。アバンの引揚兵の怪異んとこがこのアニメにしては凝った作画で怖くてよろしかった。本編は榎木津さんちのお話で、れーじろーさんの兄上ってあんまり印象にないけどそれだけにスピンオフには出しやすいかな。そして今川氏、屋号・待古庵さんも登場。この作品だとことのほかまるまると愛嬌のあるデザインでいいなあ。そしていさま屋さんはもうイメージ通りだ…。

本編は兵隊服の怪異と乾山がらみの詐欺、それに榎木津兄の店のバーテンダーの不審な動き…という、一見関係なさそうな事象どもがあれあれと統合されてゆく、この作品らしいスッキリした話だけど、ちょっと駆け足気味で雰囲気や余韻が足んないのは残念。主演助演ともに演技者がそろってるので場は持つんだけどねえ。

カンナくんが買った根付はあれ、混沌さんだよね。これをかわいいと言う彼女の感性もなかなかエエな。

●機動戦士ガンダムジークアクス・6話。状況が自分の手にあまりかけてるのを感じてどうしていいかよく判らないマチュ。ある種の才能はあるが経験と人生が途上の青春主人公として、やはりまっとうだと思う。不思議ちゃんのシュウジ、普段は控えめで常識的だけど戦闘時にひっくり返るニャアン…ううんしかし、三人でまとまるイメージがどうも薄い。三人一緒にご飯食べたかったな、と言うニャアンの言葉は割と重いのではなかろうか。

どうも次のクランバトルが分水嶺、これでいろいろと終わりそうな…つってたらバスク・オムにゲーツ・キャパ、強化人間、ムラサメ研のドゥー・ムラサメと怒涛のゼータネタで溺れそうになった。おまけにサイコガンダムかよう…ムチャしやがんなこのアニメ! それこそコロニー内バトルでどうこうできるメカじゃねェぞ。

今回はもう。ガンダム知識がある者にとってはなんかどうすんねんという期待と不安でいっぱいのシコミ回で良かったんですが、単純にこのアニメだけ見てる人にとってはどうだったんでしょうね。まいいや。

相変わらず情報量が多い! てことでいろいろ。 ・ムラサメ研のフロント企業だからってマサムネ空調有限公司。企業ロゴとマスコットはダイキン工業だ…。その仲介のアマラカマラ商会、何だろうね、普通はそのままアマラとカマラの逸話だろうけどね。まさかアマン商会(アマンダラ)じゃないよな? 輸送船名がトレックのコバヤシマルだし、他作品からの引用もアリとかかしら。検索したらF90のマンガにコバヤシマル出てきてんな。どっちの引用なんだろう。んで金元声の強化人間がドゥーってことは2番目の実験体かしら。ムラサメ研も安易だよなあ。

・コモリさんはこの作品の中で特に心の中の声が多く、またそれがいい状況解説になっている。作劇上そういう役目のキャラが欲しいってのは割と判ります。

・ニャアンはコンチの電子音が判る。これ自体はマチュの知らない彼女(とシュウジ)の一面というしっとマスク描写だけど、絵面としてはR2D2と会話する3POみたいでなんか好き。

・ニャアンの部屋、明度はそこそこあるが彩度の低い紫〜緑色に統一された色調の地味なワンルーム(三点ユニットバス)で判りやすい。彼女の個人カラーでもあるし、また昭和期の蛍光灯だとこういう色に見えますよね。本棚の取り揃えもスタッフで考えたんだろなあって感じで、こういうディテイルにそれっぽさが出るな。ジオン工科大学の赤本があるとか。

・シムス登場。前ん時の記憶に近い地味お姉さんデザインでいい。キシリアの会談相手にペルガミノ…覚えてないなあ。検索して顔見てもなんか印象薄いや。

・ニャアンの非合法宅配のツナギ役の稲田徹の人、なんか面倒見自体はいいんだな…と思って検索したらツナギじゃなくて元締めらしい。ボス直々に出張ってきてんのは組織がちっこいのか元々そういう性格なのか。…今ちょっと時間置いて考えてたら、このおっさんといい上のニャアンやマチュママの日常描写といい、サイコガンダムがぜんぶ台無しにするための前シコミみたいな気がしてきた。このスタッフはそういうことする…。

●アポカリプスホテル・6話。更なる「お客様」、文明破壊者(ハルマゲドン)という恐ろしい肩書とそれに恥じない凶悪な殲滅力と、すげえ不似合いなねこちゃんライクな中身と、あと山路和弘声。竹本泉の関わる作品だしねこ要素は欠かせないよね! これでいいんかなねこ要素。まいいや。

お姫様抱っこでヤチヨさんを連れ出して滅んだ世界を見せ「文明など要らぬ」と高尚な言辞を弄するハルマゲさんに、真正面から対峙して異議を唱えるヤチヨさん。その内容が純粋にホテル業務を邪魔されたことなのがとてもいい。一見ぽんこつお姉さんに見えて「人類が滅んだことと文明の善悪に関連は無い」と言い切るとか、そういう妙に冴えてるとこもいい。その後のポン子さんの「文明は滅ぼす癖に鈍感なのね!!」というセリフのパンチ力よ。

普通これだけの要素で1話終わるとこにまたアメコミライクな宇宙人チームぶっこんで来るの、ホントどうかしてるアニメだよな。梅原裕一郎と斧アツシと稲田徹だってさ。バカだねえ…。気合の入ったアクションシーンやよし、描線がガサっとしたラフな感じになるのかっこいい。…バカだねえ。

ラスト、何故かメロディアスなパクロミねーさんのお歌でドラマチックにシメ。…なんで? 山路さんとの夫婦共演ってことですかね。…なんで? いやあ、毎回楽しませてもらってるわ。こういうアニメが今後もコンスタントに作られてほしい。ゼヒ。
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