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2025年04月14日21:32

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アニメ話・小市民/シングレ/ラザロ

●小市民シリーズ・12話。連続不審火の記事を書いて話題になってゆく瓜野くんがどうにもこうにも危なっかしくてならない。ハタから見りゃこのシーケンスにおける彼自身の主体性は限りなく薄いのだが、本人はそう思っていない…というかそんなことについて気もついていない。直接的には氷谷さんの誘導のままに動いていると言っていいのだが、ならば氷谷さんがそうする理由が今んとこ見えない。他の人たちがみな止めろという中、彼はなぜそんなに瓜野さんに危ない橋を渡らせようとするのか。

…ここに小佐内さんが関与してないハズは無いとは思うのだが、何でしょうね…このお嬢さんの口調も態度もすさまじく怖くて怪しいんだけど、当然一筋縄じゃいかねェのは予測がつく。マロングラッセのように、甘いシロップを重ねて重ねて、その本質を変えようとしているのが小佐内さんなのか…? 小市民になろうっていうの? 

んで一方の小鳩さんは仲丸さんとラブコメしている。しているのだが、小鳩さんがどこまでマジなのかよく判らない。何と言うか、瓜野くん・仲丸さんの、どう見ても最終的に「翻弄される側」である風情が物悲しい感じ。まだこっからどう転がるかは判んないけど、それでも今は彼らの存在感の「薄さ」が見事過ぎてねえ。裏側がほぼ犯罪に近い、不審火だから危うさが募る。さてねえ。

●シンデレラグレイ・2話。オグリ・北原・ベルノ、弱小チームが成り上がるというストーリーの端緒。オグリは走るモチベーションを聞かれて「走れるから」と言う。幼少時の虚弱な頃を思えば走れるだけで幸せ、という無垢な強者のテンプレと言えるか。その無垢さ、というかいろんな意味での「気にしない」態度のおかげで彼女の力量はまだ知られていない。北原とベルノと、そして当面のライバル・フジマサマーチ以外には…という流れ。

この新馬戦までの時点で、地を這うような低い姿勢と柔らかい体、強く掻き込むような足使い、そして片脚の不安要素…と、原作オグリの結構な要素が出てるんだな。出遅れて最後方からの追い上げでライバルに迫る、というドラマチックな展開に、上記の脚の違和感描写と王道な展開でよろしい。まだ新馬戦、デビューレースなのでそこまで画面の派手さはないが、先々への期待が持てます。

オグリのトレードマークたる母譲りの髪飾り、装着シーンでできる限りの「ブッピガン」SEを工夫してて楽しい。エエ感じの音作るの、楽しかったやろな。

●ラザロ・2話。胡散臭いアヴェンジャーズアッセンブルで役者がそろい、話が具体的に転がりだして面白くなってきた。拠点のギミックも思いのほか秘密基地してるしなあ。とりあえず今回のスキナー博士捕縛作戦は空振りに終わったという話だが、単なる勘違いにしては大掛かり過ぎるしこの大山鳴動鼠一匹劇にもなんかシコミはあるんでしょうね。まあその辺は種明かしを待ちましょか。

どっからどう見てもいい人っぽいスキナー博士がなんでこんなことやらかしたんだろう、ってそりゃ見たらなんとなく判るやろってなもんですけどね。人類の未来に悲観絶望したからこそそれを試すことにしたという、思想型のラスボスあるあるじゃんね…今んとこは。彼に対するラザロとしてのアクセルが自称して「正義の味方」つってんのは皮肉となるかマジ言明となるか。

いくつか。 ・こういうリアル調ドラマ/アニメでアメリカの政治的様相が出てくるとマジ、現実の方が虚構っぽくなっちゃってることを思い知らされることで。 ・シーユーレイターアリゲイター、インナホワイルクロコダイルの言葉遊びはダン・シモンズのハイペリオンで知ったなあ。要するにこれ「さよなら三角また来て四角」だよね。 ・シェルターの中の人の名がコバヤシ氏。これ、ユージュアル・サスペクツの同名キャラを思い出すね。外見とか性格は全然違うが、虚構と茶番の奥に居る者…ってとこで。 ・絵コンテに岡村天斎。お元気そうで何より…やっぱこういう話転がすのは上手いなあ。
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