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2024年12月25日16:22

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アニメ話・メカウデ

●メカウデ・最終話。最後らしく敵ラスボスとのタイマン決戦。人間が憎いと言うフィストさんの行動原理のお題目が「ヤクモの無念を晴らす」と、人間の友から出たものである矛盾、それは傍から見ても明らかなものである。フィストとアルマのライバル対立に、カガミとヒカルのライバル関係も盛り込んでの大盤振る舞いというか。その辺のキモんとこをブレさせることなく、最終決戦はガチンコの状況で始まり、そして終わる。

エピローグのその後の世界、各メカウデとその相棒人間たちは相変わらず…まあ、軛を外されたのでいろいろヘンテコなことにもなったりはしてるが、活動が続く。それは新たな(?)メカウデ組織が暗躍を開始したからで…まあそういうアレ。そしてアルマはフィストの復活を期待しつつ、故郷の復興の為にヒカルと別れ旅立つ…ってとこでシメ。すくい残しをせず、キッチリと語り終える誠実さはマジエライ。カエルあんちゃんもまた、復活する可能性があることを示してくれたのは心優しいなあと思った。

●総評。こういう設定、展開、定番ネタの作品があればいいなという、ピュアでナイーヴなお望みをそのまま形にした…というか形にできた、そんな幸せなアニメではある。未だに成立過程がイマイチ判んないので「なんでこれで原作みたいな存在が無いんだろ」とか疑問点もあるんだけど、こうして1クールできあがったのなら素直に良かったねえというしかござりませんでしょう。

けどまあ、いろいろアンバランスなアニメではあるよね。語られた成果物に比して、キャラや設定の盛り込み具合が過剰なのは否めない。この役割のキャラにここまで属性とセリフ要るか? というか…そのディテイルはもう物語進行にブレーキがかかるくらいの具の多さだよ、という箇所が散見された。それは、明らかに欠点だと思う。

まあその過剰さ/欠点も、ホンマしょっがねーなー判るけどさー、と苦笑とともに見ちゃうくらいの勢いがあったのではありますがね。作品の発露がこのタイミングしかねー! ここで全力出すしかねー! というのが見て取れるというか。この期に及んで慎みなんか知ったこっちゃない、というのを作品のカラーとして表出することを選んだ、ということなんだろう。実際、この座組でようアニメにしよりましたなとは思うよホンマ。

てことで、欠点はあるんだろうけどそこ含めて味になってる、そこ抜いたら味が無くなっちゃうような作品だと思いました。…できればこっから新たに何らかの展開でもあればなーと思わんでもないけどね。どうなんだろう。
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