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2024年09月01日18:36

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アニメ話・ラーメン赤猫/ザ・ファブル/小市民/逃げ上手の若君

●ラーメン赤猫・9話。サブさんとハナちゃんのケンカ話。まあこのメンツの中だと(比較的ささいなことで)ケンカするほど感情を出してくんのはこの二人だろうなって気はする。そっから「サブちゃんのおやつ食べたの誰?」というフーダニットで、まあそうなると…店長が犯人でした一番えらい俺でほんとうにごめんなさい、が落し処としてはベストだよなあ。他誰が犯人でもモメるよなあ。文蔵店長は反省しなさい。

あと佐々木さんの事務仕事の様子見てて、佐々木さんはまあ凡百の人間どもよりよほど有能だろうけど、そりゃ確かにPC入力は苦労するだろうなと思った。猫だし。猫特化型の入力デバイスがあるとしたら、どんな形だろうね。キーでかい方がいいのかな。

演出に神志那弘志の名があった。この人も長いなあ、っつーか今はスタジオライブの取締役じゃなかったっけ。吸血鬼すぐ死ぬで監督もしてたし、現場仕事してんのはもう、そういうの好きなんだろうねえ。

●ザ・ファブル・20話。さしあたり定石通りに貝沼さんをツメにかかるウツボさんである。この段階に進めば貝沼さんには勝ち目はない。1億の訴訟を言明しといて六千万で示談を、と言われりゃねえ。そして割り切れるものでもない状況下、貝沼さんは自暴自棄になるも、それはそれでウツボさんにとって別に問題でもない、と。

ここまで順調に進んでたところ、その後の展開が貝沼さんの職場だったせいでアキラさんが居合わせたことで、歯車がズレ始める。一触即発の状況、殺し屋のスズキ相手に前振りも挨拶もなく「何も聞かんから貝沼君を返してほしい」と切り出すのがすごくアキラさんらしいプラグマティズム。まあそう素直には進まないワケで、スズキさんはまずヨーコさんちに上がりこんでプロとしての駆け引きにかかる。…この辺、ヨーコさんの踏んだ修羅場を感じさせるキャラの太さがいいねえ。

静かに暮らそうとしてるファブル/アキラに、一連の動きを見ていたタコ社長が「お前実は強いんやろ」と問いただす。ここでジャン! と不穏なアタック流しといて、「相手を殺してしまった格闘家やな…皆まで言うな判ってる」と来る、そういう社長の日常性がありがたい。

●小市民シリーズ・8話。小佐内さん誘拐騒動その後。小鳩さん、そこで帰っちゃっていいのかね? 道義的も意識的にも、あるいは事件性としても。まあこの状況で覚えず笑みを浮かべてしまう小鳩さんの精神性見ると、ここで帰るくらいの距離感がいいのかなとは思ったりもするが。

そこで小佐内さんからの暗号的メッセージが届くのだが、一旦警察への連絡を躊躇するシーケンスを挟むのは誠実だと思った。このひと描写で、警察の存在を忘れてないこととそれを越えて無茶をしていること、この二点をエクスキューズしているワケだ。「他に頼れる者がいない!」と言われりゃ駆けつけざるを得ない堂島さんとともに、誘拐犯の根城に踏み込んで…という流れ。思いのほかマジ犯罪に出くわすんだなこれ。

心象風景内で目隠しされてさまよっている小佐内さんが、はらりと目隠し解いてからの流れがとてもいい区切りになってていい演出だな。そしてこの誘拐事件自体も、小佐内さんの何らかの目論見の中にあることが示されて続く。…何だろうね、今までの話で出てきた要素が繋がったりするのか? どのみちほんわかしたもんじゃないんだろうな、ってのは想像つくことだけども。

●あと逃げ上手の若君・9話は定期的に来る作画モリモリ回で、単によく動くってだけじゃなくてストロボ効果やフェナキストスコープみたいな「秒間のコマが離散的であること」を利用した作画とか、アニメーションの根っこみたいな形状の変容を前に押し出したシーンとか、演出の特異性コミで目を引いたとこが多くて楽しかった。あと瘴奸の東地宏樹のあまり見ない悪漢演技もともかく、腐乱に奈良徹ってのが絶妙だったなあ。メインキャラとモブその一の両方をこなせる、という奈良さんの力量・立ち位置がベストフィットでした。
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