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2024年03月01日19:30

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【記録】二千六百八十四年(令和六)二月に読んだ本

『移動都市クロニクル』にすっかりハマったな。

2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2149ページ
ナイス数:28ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2024/2
■国歌を作った男
感想は後ほど。
読了日:02月26日 著者:宮内悠介 [Kindke]
https://bookmeter.com/books/21837489

■掠奪都市の黄金 移動都市クロニクル (創元SF文庫) [Kindke]
未来を再構築した移動都市の世界第二弾。北の荒野は氷に覆われ、様々な陣営が生存競争を熾烈に展開する。
トムとヘスターは騒動の中、氷原を移動する都市アンカレッジに不時着する、胡乱な探検家を拾ったままで。
アンカレッジの主は温室の徒花と云える少女フレイア。この少女の成長する冒険物語だ。益々この世界の話が好きになってしまった。前作を彩った人物も関わり、トムとヘスターの中は壊れかけるが、再生する。トムはヘタレだし、ヘスターは剣呑を宿している。新しい生命の誕生を示しつつ、世界は動いていく。
読了日:02月22日 著者:フィリップ・リーヴ
https://bookmeter.com/books/13441924

■対怪異アンドロイド開発研究室 (角川書店単行本) [Kindke]
ホラーにSF的な論理的解明を求めてはいけない。先日ホラー作家の丸山政也氏とTwitter(旧x)でやり取りしたが、「もどかしさ」はホラーの重要な手法なのだな。そこにAIを絡める事に拠って、施錠の現代性が加わるが、事態はややこしくなる。AIの[性格]描写は面白いと思った。
読了日:02月16日 著者:饗庭淵
https://bookmeter.com/books/21772671

■移動都市 移動都市クロニクル (創元SF文庫) [Kindke]
シリーズの第一作目だが、すっかり魅せられてしまった。
遥かな未来、文明は衰退したのか進歩したのか、スチームパンクな世界で、都市が暴れ回る。その迫力は?景芳『折りたたみ北京』を上回る。
これが過去の歴史改変ではなく、数千年の未来の物語りだと云う事が重要だ。
熾烈な都市同士の生存競争の中で翻弄される人々。結構重要な人物も平気で殺すし、ハチャメチャな爆撃と火災と流血。
この先のトムとへスターの運命や如何に? 二人の成長と共に冒険を楽しみたい。

読了日:02月13日 著者:フィリップ・リーヴ
https://bookmeter.com/books/13441926

■ホライズン・ゲート 事象の狩人 [Kindke]
緻密に調べた科学理論、重力と時空の鬩ぎ合い。
背景になる宇宙連邦の在り処も歴史もわからないが、そう云う世界として読むべき。最後の再構成については幻想的な理論が骨格だが、重力場の理論で肉付されているので読むに堪えられる。考えてみればウラシマ効果を乗り越える恋情を描きたかったのだろう。気になるのは、AIの技術的な造型だ。この世界がどれくらい技術が進んでいるのかが見えにくい。全般的に技術の歴史が見えにくいのは、人の描写に力を注いだからだろう。
緻密さと新人の粗さが同居した力作だ。
読了日:02月08日 著者:矢野 アロウ
https://bookmeter.com/books/21784791

■ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド [Kindke]
果たしてこれは小説なのか? 変節の小説だとして、何か凄いぞ。
タイムマシン云々の設定を無視しても、人類の文化史・文明史・科学史、技術史にして産業史だな。ついつい読み耽ってしまう。
カナダ人だが語り口がジョン・ブルぽいな。
文明についての知識はマジ、語り口調は諧謔と云うより厭世的で読むものを揶揄っている。
カチンと来つつ、学習のし直しにはなる。暇潰しにはいい本だ。
そうだよ、電脳の中枢は足し算しか出来ないんだよな。

読了日:02月05日 著者:ライアン ノース
https://bookmeter.com/books/16706911


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