審査員の東浩紀が推したが、他の審査員の同意が得られず特別賞となった作品。読んでみて宜なるかなと思った。
間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』
ささらほーさらしている、と云うのが延々読み終わっての感想。
小道具としての融合手術はわかるが、背景となる社会の変化が読み取れない。人心が何を求め、技術がそれに連れてどう変化したのかが不自然だ。終盤の宇宙移民の話は唐突に過ぎる。
チャーリー・ゴードンの手記を思わせる、かなだらけの文章はある程度効果を発揮しているが、描写が散漫過ぎて起こった事と思った事の区別が解り難い。
SFとしてありなのだろうが、弱い。SFコンテスト大賞にならなかったのは肯ける。/blockquote>
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