最後は作者らしい、
ほのぼのとした別れと出合いの話で終わった。
あの件はどうなってるんだ、と突っ込みたい気もするが、それは野暮だ。勿論此の先どうなるかも、読者の妄想に任される。
読了
事は拉致誘拐監禁事件へと発展する。克則の妄想の様だが、状況証拠が示している。
菜都美との会話に拠って、居場所を推測をつけ、行動を起こすが全ては臆測の域を出ない。
これまでに得た情報から、事件の発端と云える場所に行く。「飼犬が発見した」← 前の記述では飼主が発見したとあるが。
更に推測に従って候補地を絞り込み、遂に条件に合致する場所に行き着く。
紆余曲折を経て克則は菜都美を見る。
そこではとんでもない犯罪が行われていた。人に情報を伝える事が出来ない克則はどうするのか?
しかし西部管理センターが消失しているのにリングの機能だけは存続しているとは、どうなっているのか?
取り敢えず交番へ行ってみる。勿論警察官には克則は見えない。
だが監視カメラは姿を捉えている。モニタの映像では他人も認識出来る。たまたま連行されていた荒戸が気付く。
果たして、大胆な行動を取って犯罪現場へと警察官を誘導する事が出来た。
命懸けで、建物の中の犯罪現場へと警察官を招じ入れる。克則の意識は途絶えた。
そして菜都美は克則の事が幻想であったのかと疑ってしまう。消失刑などと云う突飛な刑罰は誰も知らない。
終章。
少しの時を経て、菜都美は記憶を頼りに克則の痕跡を確認する。そこでは不可思議な現象が待っていた。
命を賭した克則は、見えない存在のまま菜都美と再会する。
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