昔、高田馬場の都営荒川線寄りのガード下に、鉄板焼そばの屋台があったよな。たまに買っては、溜り場の音楽スタジオに持って行ったり、アパートで食べたもんだ。セブンイレブンでも安かったので、たまに買ったな。
もう、日本人の
心の味と云っても過言ではない焼きそばの起源を探求する、真面目な
学究書であるな。
66ページ
焼きそばと云えばまずはソース味だ。中華屋には塩ベースで餡かけの献立もあるが、日本人にとって焼きそばと云えば屋台の焼きそばだ。
では、それはいつ、どこで、どの様にして生まれたのか? それを、論理的に丹念に資料を探る一冊。
「いくら取材を進めていっても中国の焼きそばと、ソース焼きそばの接点はなかなか見えてこないのである。」← どこかに接点があるのだが、それをこの先探求していく。
SF文学史を探る様な緻密な論証が心地好い。
僕自身は、昭和に入ってから、何と無く関西発祥なのかなとぼんやり思っていたんだけど、それは祭りの屋台の暖簾やら、お好み焼き屋の印象から生まれた誤解だったのだな。
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