mixiユーザー(id:415360)

2023年07月27日19:16

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高野史緒『グラーフ・ツェッペリン_あの夏の飛行』は終盤まで一気に読み進んでしまった

正に今日泊老師と野田大元帥が大喜びしそうな物語だ。

290ページ
トンデモ物理学に乗ってトンデモ理論を捻り出し、トンデモ現象を呼起こす夏希。サイエンス・ロォマンスだねえ。
幻想的でありながら、量子論の首元に匕首を突き付けた様な展開だ。

VR空間のサイバーパンクだ。
「漁師コンピュータ?!」← データを渉猟するのかな?
「登志夫の世界ではそうなの?!」← すっかり呼び捨て。その馴染み方と歴史のズレはどこから?

兎に角、二つの世界ズレと重なり。
「やはり、光量子コンピュータを止めたのは、夏紀なのかもしれない。」← 平凡な女の子ではなかった。
「そっちの世界の私?」← スピンが反転しているんで性別が違うのか?

「もう世界が終わるなら、私たちにできるのはそれを見届けることだけ」← 人類の滅亡を眺めるんだ。
「どちらもそれぞれに計算上は成り立ってしまうところが悩ましい。」← 光は波であり粒である。

マックスウェルの悪魔よりも凄い事を成し遂げて、二つの世界の並立は崩壊しないのだろうか。死者との対話までしてしまって、あと残り僅か、どう収拾するのだろうか。/blockquote>

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