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2023年03月01日18:54

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【記録】二千六百八十三年(令五年)二月に読んだ本

2023年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2539ページ
ナイス数:6ナイス

圧倒的に長編ばかりだった。

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/2
■輝石の空 〈破壊された地球〉三部作 (創元SF文庫) [Kindke]
三部作の二作目まではスケールのでっかい風変りなファンタジーと思っていたが、最終巻に来てトンデモな地質学を描く壮大なSFだった。
SF的手法でファンタジーを築き上たといった感じか。
母と娘の負い駆けっこから対決になり、最後は融和へと至る機微が見事。
読了日:02月25日 著者:N・K・ジェミシン
https://bookmeter.com/books/20859964

■鎌倉ものがたり・推理編 雛人形誘拐事件 (アクションコミックス)
犯罪ネタを集めたので、少し殺伐とした印象が前に出てしまった。
鎌倉の魔物が活躍(?)する話が少ないのはちょっと不満かな。でも、鎌倉の魅力を伝える力は充分にある。
読了日:02月18日 著者:西岸 良平
https://bookmeter.com/books/20466777

■海底密室 徳間SFコレクション (徳間文庫) [Kindke]
サイエンスフィクションは謎解きを主体とする物語が多い。ただし所謂本格ミステリーとは一線を画すものだ。
SF的ガジェットはしっかりしていて、執筆年台を考えると古びていない。
ただ、ミステリーに寄るとトリックの為に殺人の同期を捻り出す傾向があって、本作もその頸木を逃れてはいない。心理面の描写よりも、科学的・技術樹記述に魅力がある。
読了日:02月17日 著者:三雲岳斗
https://bookmeter.com/books/18509811

■星霊の艦隊 3 (ハヤカワ文庫JA JAヤ 12-3) [Kindke]
あとがきに「技術的特異点」の文言がある。なるほど、その為には二十一世紀現実の人工知能ではありえない。
作中に描かれる星霊は人工実存の段階に至っていると思われる。しかしその方向付を人類は間違えたのかも知れない、と云う深淵な主題に思える。
そう云った意味で新時代のスペースオペラを沃野として切り開こうとしているのだろう。
読了日:02月12日 著者:三宅 陽一郎,山口 優
https://bookmeter.com/books/20151810

■標本作家 [Kindke]
壮大な人類史。ただし、それは人類が滅亡した後、超知性体に拠って構築された実験標本としての歴史だ。
文学ばかりでなく、人類の創出した文芸が人類にとって何の意味があるのかを、人類自身が問う自己回帰だ。異種族はその為の道具立てでしかなかった。
小説かが主客の様でいて、実は編集者たる女性こそが主人公であった。問い掛けは自分自身に向けたものとして、自分の中に答えはあるのだ。
最後の数行は、まるで光瀬龍『百億の昼と千億の夜』の幕引きを思い起こさせる静寂に包まれる。
読了日:02月09日 著者:小川 楽喜
https://bookmeter.com/books/20742729

■星霊の艦隊 2 (ハヤカワ文庫JA JAヤ 12-2) [Kindke]
何やらごにょごにょあって、時間は決戦らしい。どうにも入り込めないのは、作者もゲーム世界の設定だけ考えるのにとらわれて、物語りと乖離しているんだな。ゲームのリプレイを記述しているだけとしか読めないのな。
読了日:02月01日 著者:山口 優
https://bookmeter.com/books/20019070


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