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2025年12月06日17:47

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アニメ話・しゃばけ/SANDA

●しゃばけ・10話。何の関係もない栄吉が巻き込まれたとなると本当にただ事ではない。若旦那は仁吉と佐助に真相を吐けと詰め寄るが、家来の妖二人はそういうワケにもいかない…ってとこで見越入道登場。七尺を越えそうなデカい坊主で、それが感覚として判るように手先でつまんで湯呑の茶を飲むという絵がいい。そして入道の名の通り、人(妖も)を諭し導く言葉を持っている。

つまりは若旦那の存在がイレギュラーであり、それをイレギュラーな付喪神が狙っていると。人の道に在る術ではなかったとはいえ一度は救われた自身の命だが、この状況を放置すれば「自分が生まれなかった方が良かった」と呪ってしまうかもしれない、と若旦那は言う。誰を責めるでもなく自身の在りようから結論を出すとこがこの人の美点ではあろうねえ。

反魂香が出てきましたね。俺は落語でしか知りませんけど。人を生き返らせるという、魔術や呪術の最終目的みたいな代物ならばそりゃ妖も渇望するわなあ。見越入道は「もうこの世にはない」と言うが、ひょっとして大妖である祖母・お銀の居るこの世ならざる地には在るのかねえ。それで万事解決ともいかんだろうけれども。さて。

●SANDA・10話。柳生田殺し屋先生、命狙ってる三田相手に「お前俺みたいなヘタレ大人なことしやがってもっとガツガツ女にイケやあ」とヤキモキする。…心の声がちゃんと開示されててそれが愛すべき小市民なのに、でも主人公を殺すべきヤツって齟齬。この齟齬は作品全体にあるものだねえ。

アガるシチュで初チューしちゃう三田とニコ。ニコさんが主導しつつそれでもやっぱり恋に若いお二人同士という状況で銃声が響き、そっちに駆け付けようとする三田のニコへの気遣いが、不器用極まりないものであるからこそニコさんはそれが本心であると判る流れがなんかいい。対置されるように、銃声で気もそぞろな冬村に行ってこい言える小野さんは子供と大人の境目の痛みを感じている。子供なら気付かない、大人なら我慢しなきゃならない苦しみをいかにすべきか。ここにも齟齬があるワケね、

生天目さんご一統VS黒サンタの三田(と柳生田)の子供大人対決、サンタは子供を寝かしつけるってんでシメ上げて失神させるのはひどくていいけど「子供は大人になるし大人は子供だった」からっつって全ての相手しちゃう黒サンタって大変過ぎるなあ。結局生天目さんの殺意/銃弾を受けるまましかできないサンタの打開策は何でしょうね。ラストショットで子供の残酷さをねめつけている小野さん、ってのは安易だろうか。次回待ちで。
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