●ニューパンスト・10話。初っ端の話は「遊星からの物体SEX」ですってさ。テメエでそう言われちゃしょうがねェやなあ。こうしてたまに元ネタが判るパロディが来ると途端に喜んでしまう、そういうチョロい顧客であることは自覚している。序盤はスピーシーズというかスペースバンパイア。確かにパンティさん、言われてみりゃ前世紀のダムブロンド女優まんまだよなあ…ってのはスプラッタ回でもう言われてたか。その後はエイリアン。そしてヒドゥン…! これは嬉しい。ラストはエイリアンII。あとブラックホール(1979)は見たことないので判りません!
つってたらその次は「ロードオブザ股間ザグレート」ですってさ。こうしてたまに元ネタが判るパロディが(後略)。設定や雰囲気は1作目映画のコナンっぽいけど怪物とかはハリーハウゼンだなこれ。冒険の先々でいちいち女コマしてんのがすげえB級映画っぽいけど、実際んとこそこまで見たことはない…つーかその辺のB級剣と魔法映画は日本にまでそんなに来てなかったのかな。当時の映画的な画面の粗さじゃなく、それを録画したビデオの粗さにしてんのがもう…。あとちゃんとシュワルツェネッガー版コナンの剣を掲げるポーズやってくれたのが嬉しい。
正直言ってアニメの作品としての完成度は高くないと思うけど、今までで一番ワックワクして楽しんだのが悔しい。しょうがないよ! カーペンターの物体Xとミリアスのコナンが好きなんだからさあ! あとこういう話に無駄に大御所アテるってのは定番だけど、「魔女」に生天目仁美さん。…マジで無駄に使いやがったな!
●瑠璃の宝石・10話。ナギさん不在で伊万里さんがパーティのおねーさんとして四苦八苦する話。お題の一つはマンガン、知識としてはこっちもルリさんと似たようなもんで、マンガン電池とあとはマンガン団塊くらいしか知らない。そっか、古代壁画に使われた黒色顔料って二酸化マンガンなんだ…。
もう一つの主題としては鉱石採掘の歴史。伊万里さんはそういう人為のことに興味があるようで、それはナギさんとはいくらか相補的なものと言えるのかも知れん。まあナギさんはそういう知識にも遺漏はないだろうとは思うが。その上で伊万里さん、隧道の崩落で先に進めないって時に「帰ろっか」と言える、そんな危機管理意識がシッカリしてんのとてもいいなと思った。お前がいちばんドン臭いんじゃい、と揶揄されてもせやねと流せるってのはとても大人である。
マンガン鉱石とその運用の歴史、二つのネタが統合されたミステリとして「何故か廃坑路線の敷石として使われている高品位なマンガン鉱石」という謎が提示される。そんな謎がテメエの調査や思索で繋がった時、文献で知った事案と今目の前で見てる事実がリンクする(あるいはしてるのかもしれない)時。瞬間、ビビっという電気が走るよね。学問と知識の統合における…そうねえ…「快楽」と言っていいか。そういう話と解釈した。うん、好きなエピソードかもしれない。
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