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2025年06月18日20:49

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アニメ話・中善寺先生/ジークアクス/アポカリプスホテル

●中善寺先生物怪講義録・11話。今回はほぼほぼミステリも推理も無し、辛うじて前半んとこでカンナくんがクッキーの香りかぎつけたのにモノが無いのは何故か? 程度ですかね。まあいろいろあって傷心のカンナさんはプリンアラモードにありつけたのでプラマイでかなりプラス側には傾けたか。…この時代にプリンアラモードが目新しいメニューとして出てきたワケか。ホンマか?

しかし京極堂、フツーにクッキー隠蔽した上でさんざっぱら生徒の興味引っ張りまわすだけとは意地が悪いぞ。甘いものくらい一つ二つ分けてやれよ! あとエノさん相変わらず「もそもそした菓子」が嫌いなのね…。

後半も御同様だが京極堂シリーズのレギュラー勢ぞろいということで、一種のキャラサービス回というとこですかね。元々言葉数の少ないいさま屋なんか「うん」くらいしかしゃべってないけどさ。最後に「課題」を提示する中善寺先生でシメ、ははあラス前ってことで何かその手のイベントへの引きかしら。次回待ちで。

●機動戦士ガンダムジークアクス・11話。承前、マチュ対ニャアン。素養も機体性能もある同士だが戦闘のベテランというワケでもない二人であり、精神的なカチコミ合いになるのは避けられん感じ。そういう情念を印象付ける為にももう少し尺は欲しかったが、まあね。そして職業軍人同士のガチバトルは後半のシャリアとエグザベのそれで見せてくれるので割とサービスが行き届いてると思った。

キシリアとシャアの邂逅という劇的なシーンをオペラの舞台でやりたい、しかしンなもんマジで舞台上でやったらバカみたいじゃん…という相克を、舞台上にカラーコーン一つ置くだけでなんとなく解決しちゃうアイデアがサエてるなあ。これで舞台の非日常性と作業中の日常性が中和される。シロウズ氏がメカクレ髪型をひとつ上げれば瞬時に逆シャア顔(向こう傷ナシ)になるという早変わりっぽい所作も、過度に虚構の演出感を出さない…ように見える…いやどうかな。まいいや。

そんな虚構と現実の皮膜上にある世界を、文字通り間を割って一気にバカ側にぶっ倒す、マチュのバカパワーよね。実際こっからシャアがキラキラエフェクト飛ばすわセラムン的に変身するわ、リアリティの「指針」がなんかヘンな方に傾いちゃう。この辺、明らかにやらんぞと思えばやらんでいい描写だからねえ!

シュウジが望むものの体現、つまり「この世界を終わらせるもの」がゼクノヴァの境界から出てくるぞ! というフリで、どっかで聞いたBGMとともにこれ以上ないシロモノがマジで出てきたには参ったね。シャリア氏が「オールレンジも所詮人の意思だから読める」と言うてた、それをぶち壊すムチャなお人がアムロだからねえ。誰だったか「庵野監督が関わるならそらアレンジ無しそのまんまのガンダム出すやろ」と言うてたけど、その通りになるとはなあ。

原画スタッフに神志那弘志の名があった。監督・演出系じゃなくて純粋に作画やってんの、久々に見たぞ。絵を描くの、楽しいもんね。そりゃね。

●アポカリプスホテル・11話。労基をタテにとって有給取らされて、しかし根がワーカホリックなのでどうしたらいいか判んないヤチヨさん、という…生々しいなあ。古いガイドブックを手に東京の廃墟を歩いて余暇のまねごとをするロボット、というシーケンスは何というか、ちょっと古臭いSFの風情があっていい。あと温泉回。潜水服宇宙人とカピバラ宇宙人が居るけど。

今までの話の記憶、ヌデルを狩った中途のブティック跡・ウィスキーの麦畑・ロケットガントリー・サボテン星人の置き土産など、その痕跡を見るたびにちょっとおセンチにもなる。合間にパチンコしてんのがこの作品らしいけどね。んで自身のサポートスペアパーツを見つけてチェックしたら「破損しています」と表示される、何とも言えないもの寂しさがいい。そういやブンブクとマミのご両親はどうしてんだろうね。まだ健在だといいんだけど…。

休暇放浪の果てにかつての同業他社の廃墟にたどり着き、無期限休養している同型ホテリエロボのチップを得る。それはヤチヨさんの綻びかけた身体状況を補うことになり、…ペガサスで銀河楼に帰るまで。いやもうホント、この回だけ採ったらまごう事なきポストアポカリプスアニメなんだけどねえ。かつての暴動の痕跡として乱暴な言葉が残るプラカードをチラ見させる、その辺の奥行きも好き。…どう終わるんだこのアニメ。
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