●シンデレラグレイ・9話。オグリの中央挑戦編が走り出す回だが、お話的に叙述トリックのような仕掛けが入ってて後味がちょいとほろ苦い。中央競馬における出走者をいかにするかという扱いで、会長がいみじくも言った通り「たった一人のウマ娘の為にルールを書き換える」ことのハードルとめんどくささがこのギミックの根っこである。…ここにマルゼンの「大外でもいいから出たかった」という言葉を重ねるのがさらに重たいね。彼女が肩入れするチヨちゃんとのドラマは言わずもがな。
やっぱそうね、所謂「全選手入場!」はアガるよねえ。チヨノオー・ヤエノ・アルダン・ディクタ(サッカーボーイ)、そしてオグリがドン! ドン! と出てきてファンファーレってとこからレースの駆け引き決着まで、実に気持ちいい。かくもキッチリと演出されて盛り上がったからこそ、上記の仕掛けが生きたとも言える。まあ、オグリの進撃はここからですよ、ってなもんですかねえ。
アバンとエンドに2度出てきて存在をアピールしてるタマモクロスがしつこかわいい…いや、恐いなこれ。電撃属性の爆走小僧というキャラはいかにもライバルの絵でよろしい。疾風迅雷やね。
●ラザロ・9話。そろそろテコ入れってことで、スキナーによる更なるメッセージと複数話にわたりそうな敵キャラが登場。スキナーの方はまあ想定の範囲内だけど、新キャラの殺し屋さん…ソウリュウ、ってどんな字だ? 字幕オフにしてたから判んねや。ともあれ凄腕の人がまずアクセルさんを狙いに来る…ちう話。
ワイヤとナイフで米国特殊部隊の御一統を音も無く全滅させるというファンタジー感あふれるシーケンスを、凝った作画と振り付けでダイナミックに見せてて良い。こういうケレンはいいねえ。どうやら下っ端のラザロさんどもは親方日の丸…星と縞から信用されてないってことで、鉄砲玉の面々もそれに感づいてはいる、と。リーランドがスパイか!? と見せかけて二重スパイだったのは割と騙されましたけどね。めんどくさくなってる状況だが、さて…アベルさんも信用していいものか。どうなのか。
今回悪玉として出てきた情報部の人、上記ソウリュウの代理人HQ氏と陰気メガネキャラで似てたから初っ端ちょっと混乱しちゃった。小野賢章と内山昂輝で声が違うから勘違いに気付いたけど。…ソウリュウご本人とHQさんは同一人物、ていうかメガネつけ外しで人格が変わる、みたいなことでいいんだよね? 合ってるよね? まいいや。とりあえずHQさん、アバンの肉を喰うとこと、銃乱射事案の中を誰にも気づかれず歩き去るというとこの、存在感の対比が幻みたいで良かった。
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