mixiユーザー(id:415360)

2024年01月03日17:52

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上田早夕里『播磨国妖綺譚 伊佐々王の記』更なる災禍への序章

前巻で色々と背負いこんでしまった兄弟が、束の間の平穏な暮らしをしているところに騒ぎが舞い込む。
蹈鞴製鉄の歴史が語られ、人間の営みと生物生存権の軋轢が描かれる。背景の因縁が禍々しく動き出す。土地の生物の抗議かと思いきや、大きな陰謀が渦巻いていた。
呂秀の幼少時の記憶が蘇り、大きな因果の輪が見える。
室町幕府は荒れ、その飛び火が播磨の国まで及ぼうとする。
吉備と播磨、京を軸として、恨みと憎悪が烈火のごとく荒狂う未来を提示して本冊は閉じる。
果たしてあきつ鬼は如何なる存在であるのか、気になるな。
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