そもそも世界と人物に対する偏向が強い。ありもしなかった有能さが描かれる事に拠って史実を逸脱し、制度的な発展の構築になっている点は興味深い。
実際には
豊臣なき歴史は正しい歴史だ。だからこそ三百年近い太平の世が築かれたのだ。
12/31:読了
随分と史実から逸れて来たところで、歴史改変は語り終り、種明しがされる。
どうやら、捏造された歴史の線上にある未来社会だ。タイムマシンとは違う時間溯行設備がある。数式が作った歴史と云うアイデアは面白い。
そもそもが、木下藤吉郎臨終の場には無かった事態が後の歴史を動かしていたのだから、あまりにも秀頼が優秀過ぎる事も話の必然だ。
語手の設定が庚丸の子孫になっている辺り、かなり史実を逸脱する意図が濃厚だ。
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