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2023年12月01日21:22

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【記録】二千六百八十三年(令五年)十一月に読んだ本

筒井康隆にはあと百年書いて欲しい!

2023年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2413ページ
ナイス数:22ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/11
■巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還! ファインダー・ファーガソン (ハヤカワ文庫SF) [Kindke]
マーサ・ウェルズの〈マーダーボット〉シリーズなどと同期して、懐かしき全盛期中盤のスペースオペラの構造を下敷きに、新しいテクノロジーや世界観・倫理観を組み込んだSFだ。
ファーガスは悪い奴だけど、実は寂しがり屋で優しい奴だ。弊機と共にこの先の活躍を期待したい。
電人ザボーガーか仮面ライダーストロンガーかと云った電撃人間。スぺオペはどこに行ったんだ? 続編の訳出を待つ。

読了日:11月28日 著者:スザンヌ パーマー
https://bookmeter.com/books/20943329

■鎌倉ものがたり・魔界編 鎌倉座の怪人 (アクションコミックス)
鎌倉の町は、シュレーディンガーの猫的に人間界と魔界が重ね合わせ状態なのだ。その鎌倉の魔界や魔物に関わる物語の特集。
人を害する魔物もいるけど、人間が領界を侵したりした為だったりした事が大きな要因である場合が多い。本当に邪悪な魔物もいないわけではないけど。
どこか恐ろしくもあり、微笑ましくもある。
しかし亜紀子はすっかり鎌倉の街に馴染んでいるな、小学生の変装が通用するくらいに。
読了日:11月24日 著者:西岸 良平
https://bookmeter.com/books/21552594

■スーサイドホーム (二見ホラー×ミステリ文庫) [Kindke]
はっきり云って、重く暗く陰湿な話だ。
文化人類学者でもある作者は、霊的なものに対して冷淡であろう。客観的でなければ研究出来ない。そんな思考が根底にありつつ、主人公は「見てしまう」女性が主人公だ。
人物造型は苦労した事だろう。知識と考察に拠って呪いを捉える人物でなければならない。それは成功している。
伝承的な呪いや怨恨の情念が広がりながら災厄を齎す世界。げに恐ろしきは人の心根だ。
IT器機を使い熟す世代でも、理不尽で理由の解らない脅威は恐いものだ。
読了日:11月21日 著者:柴田 勝家
https://bookmeter.com/books/19918916

■この世界からは出ていくけれど [Kindke]
全体を通して、伝統的に標準とされる人類から情報的特性を変移させた状態の人間が、どの様になるのかを予測して、それに対する社会なり友人なりの反応を描く物語が並んでいる。
身体障害は本当に欠陥なのか? 神経系の変異は人類とは異種なのかと云う問いかけがなされていると思う。
現在の科学技術だからこそ、対応が検討される内容で、トンデモ科学とトンデモ技術を支えるトンデモ理論に満ちている。その中には結論を敢えて暈した結末もある事が、この作家の特性だろう。この先を注目したい作家だ。

読了日:11月19日 著者:キム チョヨプ
https://bookmeter.com/books/21622787

■SFマガジン 2023年 12 月号 [雑誌]
特に特集はないが、『ソラリス』のコミック版はいい雰囲気を出している。
グレッグ・イーガンが久々に登場。数式は出ないし、トンデモ理論も大人しくディック的な世界認識を感じるが、やっぱりイーガンだった。
SFコンテストの受賞作は期待半分だが、まだまだ拙い気がする。全編出版されてからの評価だな。

読了日:11月16日 著者:
https://bookmeter.com/books/21641724

■カーテンコール [Kindke]
本当に最後なのか?
まだまだ長生きする意思は作中に書かれている。役者が舞台の上で生涯を終える様に、まだまだ描き続けて欲しい。それにしても、筒井康隆はブレないなあ。
読了日:11月14日 著者:筒井康隆
https://bookmeter.com/books/21556606

■チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク (竹書房文庫) [Kindke]
何と云っていいのか。目まぐるしく変わる場面、時間軸。空間さえも跳び越えているんではないだろうか。作者に翻弄され、主人公に翻弄され、めくるめく残虐と悪徳の世界が広がる。ロボットの倫理を期待してはいけない。邦題名からして狂ってる!

読了日:11月10日 著者:ジョン・スラデック
https://bookmeter.com/books/21604919

■ときときチャンネル 宇宙飲んでみた (創元日本SF叢書) [Kindke]
宮沢伊織だよ。ラノベで動き出したけど『神々の歩法』の短編版でいいなと思った。『ウは宇宙のウ―』で大笑いした。この作品でも大笑いした。量子力学を、数学を玩具にしまくったトンデモ理論爆裂SFしかも登場人物が変な奴しかいない。おバカこそSFの本質だなあ。ではご一緒に「宮沢伊織の馬鹿野郎!」
読了日:11月04日 著者:宮澤 伊織
https://bookmeter.com/books/21580154

■【デジタル限定】宮原華音写真集「三刀流」 週プレ PHOTO BOOK [Kindke]
機能美がここにある。
読了日:11月03日 著者:宮原華音
https://bookmeter.com/books/21656357


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