鎌倉の町は、
シュレーディンガーの猫的に人間界と魔界が重ね合わせ状態なのだ。その鎌倉の魔界や魔物に関わる物語の特集。
人を害する魔物もいるけど、人間が領界を侵したりした為だったりした事が大きな要因である場合が多い。本当に邪悪な魔物もいないわけではないけど。
どこか恐ろしくもあり、微笑ましくもある。
しかし亜紀子はすっかり鎌倉の街に馴染んでいるな、小学生の変装が通用するくらいに。
『誘拐魔』
殆どが未遂だった児童誘拐事件の犯人は魔物?亜紀子を小学生に変装させておとり捜査。
実は、噂話が目撃された魔物を生んでいた。実際の被害者は事故や本人の過失だった。人の思いで生んだ幻想。
それにしても亜紀子、小学生服が似合うな。
『鎌倉ゴミ騒動』
地域に降るから伝わる信仰は疎かにしてはいけない、祟りがあるぞ。爺様は知っていた。
庚申塚やお地蔵様は移転するのに儀式は欠かせないし、道祖神を移動なんてとんでもない。
人の生活が積み上がって、祟りを生むのだな。
『鎌倉座の怪人』
古い映画を再上映する映画館って、地方では絶滅してしまったよなあ。BDソフトはあるけど、あの銀幕だからこそいいんだよな。
そんな浪漫ティックな劇場には魔物も集う。奇人も住み着く。映画好きの為のファンタスティックな一編だ。
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