mixiユーザー(id:415360)

2023年11月19日19:29

72 view

『ゴジラ小口』を観て来た

パンフレット売り切れでやんの。それは作品に内容には関係ないが、退屈はしなかった。
あの筆文字のロゴは「小口」としか見えないよな。

まず舞台がどうしてこの時代なのか?
帝国軍が武装解除され、警察予備隊創設までの狭間。如何に日本人が軍事行動を行うかが描きたかったんだろう。
試作品で終わった局地戦闘機・震電を戦闘させたかったんだな。ゴジラはその口実と云う扱いだな。

戦闘場面についてもツッコミどころはあるけど、会場の音響も伴って迫力だけはあった事は評価できる。『シン・ゴジラ』との比較は避けたい。
引き揚げ兵の生活はもっと違うんだろうけど、話が進まないからこれで済ませていいんだろう。

ゴジラ/怪獣映画としては不十分で不満だらけだ。原初や『シン・ゴジラ』と比較するなら、ゴジラそのものを解析する学者不在で、SFとして弱い。
尾頭ヒロミ的人物がいなければ、ヒロイン不在と云われても仕方が無いだろう。

ゴジラが何故存在するのか? なぜ東京を目指すのか? 生命力の秘密は? などが考察されていないのは、ゴジラ映画失格だ。
一つ評価できるとすれば、背鰭が青く輝く事だ。あれは放射能を帯びてチェレンコフ放射していると思われるからだ。原初はモノクロだったがね。

高評価だった点をもう一つ。あの戦闘機の事を、敷島に「れいせん」と云わせている事だ。基本に忠実にしている。この監督は『永遠のゼロ』も手掛けていて、「あ〜あ」と思っていたんだが。
単に僕が「ぜろせん」と云う呼び方が嫌いなだけだが。

登場人物としては安藤サクラ演じる澄子さんがいい。家族を戦争で失って、それでも地味に生き続ける姿には打たれた。
青木崇高演じる橘宗作も、如何にも技術屋で好かった。山田裕貴演じる水島四郎・小僧は、敗戦直後はまだいたであろう軍国少年だな。

言葉には出さなかったが、終盤の病院の場面で大石典子は「私は用意周到なの」と云ったに違いない!

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年11月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930